FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | 書式 | 解説 | 互換性 | 関連項目 | 歴史
EFIVAR(8)              FreeBSD システム管理者マニュアル              EFIVAR(8)

名称
     efivar -- UEFI 環境変数相互作用

書式
     efivar [-abdDHlLNpRtuw] [-n name] [-f file] [--append] [--ascii]
            [--attributes] [--binary] [--delete] [--device-path]
            [--fromfile file] [--guid] [--hex] [--list-guids] [--list]
            [--load-option] [--name name] [--no-name] [--print] [--print-
            decimal] [--raw-guid] [--utf8] [--write]

解説
     このプログラムは、``Unified Extensible Firmware Interface'' (統合された拡
     張可能なファームウェアインタフェース) (UEFI) 環境変数を管理しています。
     UEFI 変数は、次の 3 の部分があります: 名前空間、名前と値。名前空間は、変
     数を定義するグループによって割り当てられる GUID それ自体です。名前は、変
     数のためのユニコード名です。値は、バイナリのデータです。すべてのユニコー
     ドのデータは、UTF-8 としてユーザに表示されます。

     次のオプションが利用可能です:

     -n name --name name   操作する変数の名前を指定します。name 引数は、ダッ
                           シュが続き、UEFI 変数名が続いている変数の GUID で
                           す。GUID は、数値の形式であるか、または既知のシンボ
                           リック名の 1 つです (完全なリストについては、
                           --list-guids を参照)。

     -f file --fromfile file
                           変数に書き込むか、または付け加えるとき、コマンド行
                           からの代りに file から変数の値のためのデータを取り
                           ます。このフラグは、--append または --print フラグ
                           が与えられないなら、--write を意味します。この振る
                           舞いは、よく理解されず、現在、書き込みに対して実装
                           されていません。--print が指定されるとき、ファイル
                           の内容は、あらゆる他の指定されたフラグを使用して印
                           刷 (表示) する値として使用されます。これは、より複
                           雑な変数のデコードのための目的をテストするために主
                           に使用されます。

     -a --append           それを置き換えるのではなく、指定された値を UEFI 変
                           数に追加します。

     -t attr --attributes attr
                           16 進数で、この変数のための属性を指定します。使用す
                           る 16 進数の値のための UEFI 仕様のセクション 7.2
                           (GetVariable subsection, Related Definitions; Get
                           Variable サブセクション、関連定義) を参照してくださ
                           い。

     -A --ascii            修正された ascii として変数データを表示します: すべ
                           ての印刷可能な文字は、印刷 (表示) されますが、一
                           方、印刷可能でない文字は、 % 文字によって先導される
                           2 桁の 16 進数としてレンダリングされます。

     -b --binary           バイナリデータとして変数データを表示します。通常、
                           -N または --no-name フラグで使用されます。スクリプ
                           トで役に立ちます。

     -D --delete           指定された変数を削除します。--write または --append
                           フラグのいずれかでも使用されません。value は、指定
                           されません。

     -d --device --device-path
                           UEFI デバイスのパスとして印刷 (表示) された変数を解
                           釈し、UEFI 標準文字列表現を印刷 (表示) します。

     -g --guid             それらが知られているなら、GUID を名前に変換します
                           (そして、--list-guids でそれらを際立たせます)。

     -H --hex              16 進数のダンプとして変数データをリストします。

     -L --list-guids       既知の GUID をリストします。ここでリストされた名前
                           は、数値の GUID 値の代わりに使用されます。これらの
                           名前は、--raw-guid フラグが指定されないなら、数値の
                           GUID 値を置き換えます。

     -l --list             すべての変数をリストします。また、--print フラグも
                           リストされるなら、それらの値は、表示されます。

     --load-option         デバイスおよび/または UEFI DevicePaths がデコードす
                           るものに関する情報を含んで、あたかも、それが、UEFI
                           ブートオプションであったかのように、変数をデコード
                           します。

     -N --no-name          変数名を表示しません。

     -p --print            変数の値を印刷 (表示) します。

     -R --raw-guid         出力の GUID 数値に対して既知の名前を置換しません。

     -u --utf8             変数の値を UCS2 として扱い、それを UTF8 に変換し、
                           結果を印刷 (表示) します。

     -w --write            標準入力から指定された値で指定された変数を (置き換
                           え) に書き込みます。UEFI 変数は、文字列ではなくバイ
                           ナリの構造であるので、これを行うコマンド行オプショ
                           ンは、利用可能ではありません。echo(1) -n は、簡単な
                           文字列を指定するために使用することができます。

     name                  name 環境変数を表示します。

互換性
     efivar プログラムは、Red Hat libefivar パッケージに含められている同じ名前
     のプログラムとの互換性があること (厳密なスーパセット) を目的としています
     が、-d--print-decimal フラグは、実装されていません、決して、存在しま
     せん。

     -d フラグは、--device-path のための簡略化した表現です。

関連項目
     UEFI 仕様の付録 A は、GUID のための形式があります。すべての GUID
     ``Globally Unique Identifiers'' (グローバルにユニークな識別子) は、RFC
     4122 で記述されている形式があります。

歴史
     efivar ユーティリティは、FreeBSD 11.1 ではじめて登場しました。

FreeBSD 13.0                     June 18, 2020                    FreeBSD 13.0

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