日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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WLAN(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル WLAN(4) 名称 wlan -- 一般的な 802.11 リンクレイヤのサポート 書式 device wlan 解説 wlan モジュールは、802.11 ドライバをサポートするための一般的なコードを提 供します。ここで、デバイスは、この層で書き込まれる 802.11 の機能を直接サ ポートしません。wlan モジュールは、ndis(4) サポートと同様にすべてのネイ ティブ 802.11 ドライバによって必要とされます。 wlan は、2.4GHz と 5GHz 帯域ドの両方で動作することができるマルチモードデ バイス、と次の多数の 802.11 規格をサポートします: 802.11a, 802.11b, 802.11g, 802.11n と 802.11s (Draft 3.0)。WPA、802.11i と 802.1x セキュリ ティプロトコルは、カーネル内のコードとユーザモードのアプリケーションの組 み合わせでサポートされます。WME/WMM マルチメディアプロトコルは、完全に wlan モジュール内でサポートされますが、適切に使用できるハードウェアデバイ スを必要とします。同様に 802.11h 仕様は、適切な能力があるデバイスだけに よってサポートされます。 ドライバは、インタフェースクローニングを使用して実行時に作成される wlan インタフェースを通して 802.11 の機能を提供します。これは、ifconfig(8) create コマンドで、または rc.conf(5) の wlans_IFX 変数を使用して行われま す。いくつかのドライバは、同じ基本的なデバイスを共有する複数の wlan イン タフェースの作成をサポートします。これは、``複数 bss サポート'' を提供す る方法ですが、また WDS リンクと他の興味深いアプリケーションを作成するため に使用できます。 作成されるいくつかのタイプの wlan インタフェースがあります: sta インフラストラクチャ bss のクライアントステーション (すなわち、 アクセスポイントと結合させるもの)。 hostap インフラストラクチャ bss のアクセスポイント。 mesh MBSS ネットワークのメッシュステーション。 adhoc IBSS ネットワークのステーション。 ahdemo ``アドホックデモモード'' で動作するステーション。これは、本質的 に管理フレームを使用しない IBSS ステーションです (例えば、標識 は、転送されません)。ahdemo インタフェースは、特に raw (生の) 802.11 のパケットを送信して受信したいアプリケーションの役に立ち ます。 monitor インタフェースは、802.11 フレームを獲得するために排他的に使用し ます。特に、これは、1 つは、許され、それ以外は、許可されていない ところで頻度で操作されることを有効にする、読み込み専用の特性を持 つように指定しました。 wds 無線リンク上にトラフィックをトンネリングする目的のために 4 アド レスの 802.11 トラフィックを渡すステーション。通常、このステー ションは、hostap インタフェースのように同じ MAC アドレスを共有す るでしょう。通信相手の hostap インタフェースのない wds インタ フェースを作成するのができますが、それは、保証されません。wds イ ンタフェースが作成される前にビーコンフレームを送信しない hostap インタフェースを作成する必要があります。 それがいったん作成されると、インタフェースのタイプを変更することができな いことに注意してください。 wlan は、プラグインモジュールがその機能を拡張するために使用されるいくつか のメカニズムを定義しています。WEP、TKIP と AES-CCMP のような暗号のサポー トは、wlan とともに登録されるスタンドアロンモジュール (そうでなければ、静 的にシステムに設定される) として実装されています。同様に、802.11 の認証 サービスを定義するためのユーザ識別フレームワークと 802.11 プロトコルに特 定のアクセス制御メカニズムを統合するためのフレームワークがあります。 デバッグ IEEE80211_DEBUG オプションがカーネル設定に含まれているなら、デバッグ制御 は、次を使用して利用可能です: sysctl net.wlan.X.debug=mask ここで X は、wlan インスタンスの数であり、マスクは、デバッグメッセージを 有効にするかを決定する制御ビットのビット論理和 (OR) です。例えば、 sysctl net.wlan.0.debug=0x00200000 は、アクセスポイントとしての操作するとき、アクセスポイント、特別の (adhoc) 近隣、または使用中でないチャネルのためのスキャンに関連するデバッ グメッセージを有効にします。wlandebug(8) ツールは、同じことをするために、 よりユーザフレンドリなメカニズムを提供します。次は、 sysctl net.wlan.debug=mask それぞれのクローンの wlan インタフェースのためにデバッグフラグの初期の値 を定義していることに注意してください。これは、インタフェース作成の間にデ バッグメッセージを有効にするために役に立ちます。 互換性 wlan のモジュール名は、NetBSD との互換性のために使用されています。 メッシュステーションは、批准されず、変更されるかもしれない、802.11s 草案 3.0 に従います。この仕様は、初期の草案と互換性がないことに注意してくださ い。初期の草案 (例えば、Linux) を実装しているステーションは、互換性があり ません。 関連項目 an(4), ath(4), bwi(4), bwn(4), ipw(4), iwi(4), iwm(4), iwn(4), malo(4), mwl(4), netintro(4), otus(4), ral(4), rsu(4), rum(4), run(4), uath(4), upgt(4), ural(4), urtw(4), urtwn(4), wi(4), wlan_acl(4), wlan_ccmp(4), wlan_tkip(4), wlan_wep(4), wlan_xauth(4), wpi(4), zyd(4) 規格 詳しい情報は、IEEE 802.11 標準規格で見られます。 歴史 wlan ドライバは、FreeBSD 5.0 ではじめて登場しました。 作者 Atsushi Onoe は、この仕事が始まったオリジナルの NetBSD ソフトウェアの作者 です。Sam Leffler は、コードを FreeBSD に持ち込み、次に、マルチモードデバ イス、802.11g, 802.11n, WPA/802.11i, WME, multi-bss をサポートするために 書き直し、暗号、認証、とアクセス制御プラグインのための拡張可能なフレーム ワークを追加しました。このマニュアルページは、Tom Rhodes <trhodes@FreeBSD.org> によって書かれました。 FreeBSD 11.4 October 29, 2015 FreeBSD 11.4