日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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VTE(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル VTE(4) 名称 vte -- Vortex86 RDC R6040 ファーストイーサネットドライバ 書式 このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル 設定ファイルに置きます: device miibus device vte もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするため には、次の行を loader.conf(5) に置きます: if_vte_load="YES" 解説 vte デバイスドライバは、Vortex86 System On a Chip (SoC) で共通に見つけら れる RDC R6040 ファーストイーサネットコントローラのサポートを行います。 RDC R6040 には、全二重または半二重で 10/100Mbps サポートのための統合され た 10/100 PHY があります。コントローラは、割り込みモデレーションメカニズ ム、64 ビットのマルチキャストハッシュフィルタ、VLAN オーバサイズフレー ム、と 4 つのステーションアドレスをサポートします。vte デバイスドライバ は、完全なマルチキャストフィルタとして 4 つの中から 3 つのステーションア ドレスを使用します。 vte ドライバは、次のメディアタイプをサポートします: autoselect メディアタイプとオプションの自動選択を有効にします。ユーザ は、rc.conf(5) にメディアオプションを追加することによって、 手動で自動選択モードを無効にできます。 10baseT/UTP 10Mbps オペレーションを設定します。 100baseTX 100Mbps (ファーストイーサネット) オペレーションを設定しま す。 vte ドライバは、次のメディアオプションをサポートします: full-duplex 全二重オペレーションを強制的に設定します。 half-duplex 半二重オペレーションを強制的に設定します。 このデバイスの設定についてのより詳しい情報については、ifconfig(8) を参照 してください。 ハードウェア vte デバイスドライバは、次のイーサネットコントローラのサポートを行います: • DM&P Vortex86 RDC R6040 ファーストイーサネットコントローラ ローダ調整変数 カーネルをブートする前の loader(8) プロンプトで、または loader.conf(5) に 格納して、次の調整変数を設定することができます。 hw.vte.tx_deep_copy RDC R6040 コントローラには、短いフレームのための自動詰め物 (auto padding) サポートがなく、そして、コントローラの DMA エンジンは、 ドライバが単一の隣接している TX バッファを作成しなければならな い、TX フレームのための複数のバッファを扱う能力がありません。CPU サイクルのほどんどが mbuf チェーンと詰め物 (padding) の両方でデフ ラグメントしながら浪費されるので、このハードウェア制限は、貧弱な TX 性能となります。この調整変数は、ドライバが、余分な TX バッファ メモリのコストでデフラグメンテーションでより少ない CPU サイクルを 費やすように、TX フレームのためのディープコピー (deep copy) 操作 を有効にします。デフォルト値は、ディープコピー (deep copy) を使用 する 1 です。 SYSCTL 変数 次の変数は、sysctl(8) 変数と loader(8) 調整変数の両方で利用可能です: dev.vte.%d.rx_mod RX 完了割り込みを起動 (fire) するための最大のパケット数。受け付け る範囲は、0 から 15 で、デフォルトは、15 です。 dev.vte.%d.tx_mod TX 完了割り込みを起動 (fire) するための最大のパケット数。受け付け る範囲は、0 から 15 で、デフォルトは、15 です。 dev.vte.%d.stats ドライバで保守されたハードウェア MAC 統計を表示します。 関連項目 altq(4), arp(4), miibus(4), netintro(4), ng_ether(4), vlan(4), ifconfig(8) DM&P Electronics Inc. Vortex86, http://www.dmp.com.tw. 歴史 vte ドライバは、Pyun YongHyeon <yongari@FreeBSD.org> によって書かれまし た。それは、FreeBSD 8.3 ではじめて登場しました。 FreeBSD 11.4 December 30, 2010 FreeBSD 11.4