FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)

日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索がコンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。

検索コマンド： man apropos whatis
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日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | エラー | 関連項目 | 規格

TCSENDBREAK(3)         FreeBSD ライブラリ関数マニュアル         TCSENDBREAK(3)

名称
     tcsendbreak, tcdrain, tcflush, tcflow -- 回線制御関数

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <termios.h>

     int
     tcdrain(int fd);

     int
     tcflow(int fd, int action);

     int
     tcflush(int fd, int action);

     int
     tcsendbreak(int fd, int len);

解説
     tcdrain() 関数は、fd によって参照される端末に書き込まれるすべて出力が、端
     末に送信されるまで、待ちます。

     tcflow() 関数は、action の値に依存して、fd によって参照される端末へのデー
     タの送信をサスペンドするか、または端末からのデータの受信をサスペンドしま
     す。action の値は、次の 1 つでなければなりません:

     TCOOFF  出力をサスペンドします。

     TCOON   サスペンドされた出力を再開します。

     TCIOFF  端末が、システムに送信しているデータを停止することを目的としてい
             る STOP 文字を送信します。(termios(4) の `入力モード' セクション
             の IXOFF の説明を参照してください)。

     TCION   端末が、システムに送信しているデータを開始することを目的としてい
             る START 文字を送信します。(termios(4) の `入力モード' セクション
             の IXOFF の説明を参照してください)。

     tcflush() 関数は、action の値に依存して、端末に送信されなかった fd によっ
     て参照される端末に書き込まれるあらゆるデータ、またはまだ読み込んでいな
     い、端末から受信されるあらゆるデータを破棄します。action の値は、次の 1
     つでなければなりません:

     TCIFLUSH   受信されたが、読み込んでいないデータをフラッシュします。

     TCOFLUSH   書き込まれているが、送信されていないデータをフラッシュします。

     TCIOFLUSH  受信されたが、読み込んでしないデータと書き込まれているが、送信
                されていないデータの両方をフラッシュします。

     tcsendbreak() 関数は、fd によって参照される端末に 10 分の 4 秒、0 の値が
     あるビットの連続するストリームを送信します。len 引数は、この実装で無視さ
     れます。

戻り値
     成功した完了すると、これらの関数のすべては、0 の値を返します。

エラー
     何かのエラーが起こるなら、-1 の値が返され、グローバル変数 errno は、次の
     ようなエラーを示す値に設定されます:

     [EBADF]            fd 引数が、有効なファイル記述子ではありません。

     [EINVAL]           action 引数が、適切な値ではありません。

     [ENOTTY]           fd に関連するファイルが、端末ではありません。

     [EINTR]            tcdrain() 関数に割り込まれたシグナル。

     [EWOULDBLOCK]      tcdrain() 関数が、すべてのバッファリングされた出力を書
                        き込む前に、設定されたタイムアウトが、期限切れとなりま
                        した。

関連項目
     tcsetattr(3), termios(4), tty(4), comcontrol(8)

規格
     関数 tcsendbreak(), tcflush() と tcflow() は、IEEE Std 1003.1-1988
     (``POSIX.1'') 規格に準拠されているはずです。

     tcdrain() 関数は、排出待機値が、comcontrol(8) または ioctl(2)
     TIOCSDRAINWAIT または sysctl(8) kern.tty_drainwait で 0 に設定されると
     き、IEEE Std 1003.1-1988 (``POSIX.1'') に準拠するはずです。0 でない排出待
     機値は、すべての出力された書き込みなしで、EWOULDBLOCK を返す tcdrain() の
     結果となるかもしれません。kern.tty_drainwait
      のためのデフォルト値は、300 秒です。

FreeBSD 11.4                   January 11, 2017                   FreeBSD 11.4

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