日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
Table of Contents
RS(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル RS(1) 名称 rs -- データ配列を作り直す 書式 rs [-[csCS][x] [kKgGw][N] tTeEnyjhHmz] [rows [cols]] 解説 rs ユーティリティは、オプションにしたがって配列を変換し、配列の空白で区切 られたエントリの行 (row) として各行を解釈して標準入力を読み込み、標準出力 にそれを書き込みます。引数なしで、ストリーム入力を端末の表示に便利なカラ ム状 (columnar) の形式に変換します。 入力配列の形状は、行の数と最初の行のカラムの数から推測されます。その形状 が不都合であるなら、より役に立つものは、-k オプションで入力のいくらかをス キップすることによって得られるでしょう。他のオプションは、入力カラムの解 釈を制御します。 出力配列の形状は、正の整数であるべき rows と cols の指定に影響されます。 それらのうちの 1 つだけが正の整数であるなら、rs は、データのすべての適合 する他のための値を計算します。必要であるなとき、失われたデータは、オプ ションによって指定された方法で供給され、余剰なデータは、削除されます。行 と列の転置を含んで、出力カラムの提示を制御するオプションがあります。 次のオプションが利用可能です: -cx 入力カラムは、単一の文字 x によって区切られます。失われた x は、 `^I' であるとして取られます。 -sx -c に似ていますが、x の最大の文字列は、デリミタです。 -Cx 出力カラムは、単一の文字 x によって区切られます。失われた x は、 `^I' であるとして取られます。 -Sx -C に似ていますが、x のパディング文字列は、デリミタです。 -t 入力配列カラムを使用して出力配列の行 (rows) を埋めます、すなわ ち、あらゆる rows と cols 指定を尊重する間に入力を入れ換えます。 -T あらゆる rows または cols 指定を無視して、入力の純粋な入れ換えを 印刷 (表示) します。 -kN 入力の最初の N 行を無視します。 -KN -k に似ていますが、無視された行を印刷 (表示) します。 -gN 通常 2 の、ガター (gutter) の幅 (カラム間の空白) は、N であるとし て取られます。 -GN ガター (gutter) の幅には、それに追加された最大のカラムの幅の N パーセントがあります。 -e 配列のエントリとして入力の各行を見なします。 -n 最初の行より少ないエントリがある行で、行を埋めるために、ヌルエン トリを使用します。通常、失われたエントリは、入力の次の行から取ら れます。 -y 出力次元を作るために、あまりにわずかのエントリしかないなら、最初 からの入力を再利用することによって出力を埋めます。通常、出力は、 空白によって埋められます。 -h 入力配列の形状を印刷 (表示) し、他に何も行いません。形状は、単に 行の数と最初の行のエントリの数です。 -H -h に似ていますが、各行の長さも印刷 (表示) します。 -j カラム内のエントリを右揃えにします。 -wN 通常 80 の表示の幅は、正の整数 N であるとして取られます。 -m 出力配列の終わりの余分なデリミタを切り揃えません。 -z それらに現れる最も大きなエントリに適合するようにカラムの幅を適応 させます。 引数なしで、rs は、その入力を入れ換えず、最初の無視されない行が表示の幅よ り長くないなら、入力行ごとに 1 つの配列エントリを仮定します。数値引数を取 るオプション文字は、別途指示がない限り、失われた数値を 0 と解釈します。 使用例 rs ユーティリティは、特定のプログラムのストリーム出力 (例えば、spell(1), du(1), file(1), look(1), nm(1), who(1) と wc(1)) を次のような、便利な ``window'' 形式に変換するためのフィルタとして使用することができます。 % who | rs 同様の出力があるほとんどのプログラムのために rs は、十分ですが、この関数 は、ls(1) プログラムに組み込まれました。 ストリーム入力をベクトル出力に変換し、元どおりにするために、次を使用しま す。 % rs 1 0 | rs 0 1 1 から 100 までの乱数とその入れ換えの 10 x 10 の配列は、次で生成すること ができます。 % jot -r 100 | rs 10 10 | tee array | rs -T > tarray エディタ vi(1) において、行ごとに 9 つの要素をがある複数行のベクトルから 成るファイルは、挿入と削除を受けて、次に、次で 9 つのカラムにきちんと作り 直されます。 :1,$!rs 0 9 最後に、各 4 行のフィールドの最初の行によってデータベースをソートするため には、次を試みます。 rs -eC 0 4 | sort | rs -c 0 1 関連項目 jot(1), pr(1), sort(1), vi(1) 歴史 rs ユーティリティは、4.2BSD ではじめて登場しました。 作者 John A. Kunze バグ 2 次元配列だけを扱います。 現在、アルゴリズムは、メモリに全体のファイルを読み込むので、メモリに適合 しないファイルは、作り直されません。 まだ、文字位置でフィールドを定義することはできません。 カラムの再順序付けは、まだ可能ではありません。 あまりに多くのオプションがあります。 マルチバイト文字は、認識されません。 LINE_MAX (2048) バイトより長い行は、処理されず、rs を直ちに終了する結果と なります。 FreeBSD 11.4 April 7, 2015 FreeBSD 11.4