FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 書式 | 解説 | 関連ファイル | 使用例 | 関連項目 | 規格 | 歴史 | バグ
RENICE(8)              FreeBSD システム管理者マニュアル              RENICE(8)

名称
     renice -- 実行しているプロセスの優先度を変更する

書式
     renice priority [[-p] pid ...] [[-g] pgrp ...] [[-u] user ...]
     renice -n increment [[-p] pid ...] [[-g] pgrp ...] [[-u] user ...]

解説
     renice ユーティリティは、1 つ以上の実行しているプロセスのスケジュールの優
     先度を変更します。次の who パラメータは、プロセス ID、プロセスグループ
     ID、ユーザ ID またはユーザ名として解釈されます。プロセスグループの renice
     を行うこによって、プロセスグループ中のすべてのプロセスは、それらのスケ
     ジュールの優先度が変更されます。ユーザの renice を行うことによって、ユー
     ザによって所有されたすべてのプロセスは、それらのスケジュールの優先度が変
     更されます。デフォルトで、影響されるプロセスは、それらのプロセス ID に
     よって指定されます。

     次のオプションが利用可能です:

     -g      強制的に who パラメータをプロセスグループ ID として解釈されるよう
             にします。

     -n      与えられた優先度に指定されたプロセスを変更する代わりに、各プロセ
             スの現在の優先度に適用される増加の値として、次の引数を解釈しま
             す。

     -u      強制的に who パラメータをプロセスグループ ID として解釈されるよう
             にします。ユーザ名またはユーザ ID として解釈されるようにします。

     -p      (デフォルトの) プロセス ID となるように解釈される who をリセット
             します。

     スーパユーザ以外のユーザは、それらが所有するプロセスの優先度のみを変更
     し、範囲 0 から PRIO_MAX (20) の内のそれらの ``nice 値'' のみを単調に増加
     させることができます。(これは、管理的な命令を上書きすることを防ぎます。)
     スーパユーザは、あらゆるプロセスの優先度を変更し、範囲 PRIO_MIN (-20) か
     ら PRIO_MAX のあらゆる値に優先度を設定します。役に立つ優先度は、次の通り
     です: 20 (影響を受けるプロセスは、システムで他の何も実行していいないとき
     のみ、実行します)、0 (``基本的'' なスケジュールの優先度)、負のもの (非常
     に速く実行する)。

関連ファイル
     /etc/passwd  ユーザ名とユーザ ID をマップする

使用例
     プロセス ID の 987 と 32、およびユーザの daemon と root によって所有され
     るすべてのプロセスの優先度を変更します。

           renice +1 987 -u daemon root -p 32

関連項目
     nice(1), rtprio(1), getpriority(2), setpriority(2)

規格
     renice ユーティリティは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') に適合してい
     ます。

歴史
     renice ユーティリティは、4.0BSD で登場しました。

バグ
     たとえ、それらがまず最初に優先度を減少させたプロセスであったとしても、
     スーパユーザ以外は、自分のプロセスのスケジュールの優先度を増加させること
     はできません。

FreeBSD 11.4                     June 9, 1993                     FreeBSD 11.4

Table of Contents

FreeBSD マニュアル検索