FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 環境変数 | 関連項目 | 規格 | 歴史 | 作者
POSIX1E(3)             FreeBSD ライブラリ関数マニュアル             POSIX1E(3)

名称
     posix1e -- POSIX.1e セキュリティ API の紹介

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <sys/types.h>
     #include <sys/acl.h>
     #include <sys/mac.h>

解説
     POSIX.1e は、POSIX.1 API の 5 つのセキュリティ拡張について説明しています:
     アクセスコントロールリスト (ACL)、監査、ケーパビリティ、強制的なアクセス
     コントロールと情報フローラベルです。IEEE POSIX.1e D17 仕様は、標準化され
     ていませんが、いくつかのインタフェースは、広く使用されています。

     FreeBSD は、acl(3) に記述されたアクセスコントロールリストのための
     POSIX.1e インタフェースを実装し、ffs(7) ファイルシステムで ACL をサポート
     しています。ACL は、管理上 tunefs(8) を使用して有効にされなければなりませ
     ん。

     FreeBSD は、mac(3) に記述された POSIX.1e 類似の強制的なアクセスコントロー
     ルインタフェースを実装していますが、多くの拡張と重要な意味論の違いがあり
     ます。

     FreeBSD は、POSIX.1e の監査、特権 (ケーパビリティ)、または情報フローラベ
     ル API を実装していません。しかしながら、FreeBSD は、libbsm(3) 監査 API
     を実装しています。また、それは、ハイブリッドのケーパビリティシステムモデ
     ルを実装するライトウェート (軽量) OS のケーパビリティと sandbox フレーム
     ワークである、capsicum(4) を提供しています。

環境変数
     POSIX.1e は、POSIX.1 に記述されたセキュリティ機能性を拡張して、すべてのオ
     ブジェクトにセキュリティ属性を割り当てます。これらの追加属性は、きめの細
     かい任意のアクセスコントロール情報と強制的なアクセスコントロールラベルを
     格納します。ファイルについては、それらは、extattr(3) に記述された、拡張属
     性で格納されます。

     POSIX.2c は、アクセスコントロールリストのための getfacl(1)setfacl(1)
     と強制的なアクセスコントロールラベルのための getfmac(8)setfmac(8) を
     含んで、これらの属性を操作するための 1 組のユーザランドのユーティリティを
     記述しています。

関連項目
     getfacl(1), setfacl(1), extattr(2), acl(3), extattr(3), libbsm(3),
     libcasper(3), mac(3), capsicum(4), ffs(7), getfmac(8), setfmac(8),
     tunefs(8), acl(9), extattr(9), mac(9)

規格
     POSIX.1e は、IEEE の POSIX.1e の草案の 17 に記述されています。

歴史
     POSIX.1e サポートは、FreeBSD 4.0 で導入されました。ほとんどの機能は、
     FreeBSD 5.0 以降で利用可能です。

作者
     Robert N M Watson
     Chris D. Faulhaber
     Thomas Moestl
     Ilmar S Habibulin

FreeBSD 11.4                   February 25, 2016                  FreeBSD 11.4

Table of Contents

FreeBSD マニュアル検索