日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
Table of Contents
NET80211(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル NET80211(4)
名称
net80211 -- IEEE 802.11 デバイスへの標準インタフェース
書式
#include <sys/types.h>
#include <sys/socket.h>
#include <net/if.h>
#include <net/ethernet.h>
#include <net80211/ieee80211_ioctl.h>
解説
このセクションは、操作のために wlan(4) モジュールによって決まる IEEE
802.11 デバイスのための状態情報を設定して検索するための標準のプログラミン
グインタフェースについて説明しています。インタフェースは、ソケットで次の
ioctl(2) 呼び出しの 1 つを通して行われます:
SIOCG80211 設定または状態情報を取得する。
SIOCS80211 設定情報を設定する。
これらの要求は、変更された ifreq 構造体を通して、行われます。この構造体
は、次の通り定義されます:
struct ieee80211req {
char i_name[IFNAMSIZ]; /* if_name, 例えば, "wi0" */
uint16_t i_type; /* req タイプ */
int16_t i_val; /* インデックスまたは単純な値 */
int16_t i_len; /* インデックスまたは単純な値 */
void *i_data; /* 余分なデータ */
};
基本的なデバイスによってサポートされていない要求は、-1 を返して、グローバ
ル変数 errno を EOPNOTSUPP に設定します。データをアプリケーションに返す
SIOCG80211 要求は、i_val または i_data によって指されたユーザ指定のバッ
ファに、小さな値を置きます。間接的なバッファが使用されているとき、i_len
は、間接的なバッファがどれくらい大きいかを指定し、返り時に、返された実際
のデータ量へシステムによって設定されます。SIOCS80211 要求は、i_val または
i_data によって指された間接的なバッファのいずれかから取られるシステムに渡
されるデータと共に同様のスキーム (scheme) を使用します。
SIOCG80211 に関して、i_type の次の値は、有効です:
IEEE80211_IOC_AMPDU
AMPDU が有効にされるかどうかを i_val に返します。AMPDU は、
802.11n 仕様の一部である凝集スキーム (aggregation scheme) であ
り、HT チャネルを操作するときだけ使用されます。返される値は、次の
1 つです: 0 (AMPDU 無効)、1 (AMPDU 送信のために有効にされる)、2
(AMPDU 受信のために有効にされる)、と 3 (AMPDU 送信と受信のために
有効にされる)。802.11n 仕様は、準拠するステーションが AMPDU を受
信しなければならないと記述していますが、AMPDU フレームを転送する
ことはサポートしていません。AMPDU の受信を無効にすることは、主に
バグの周りでテストして、動作することの役に立ちます。
IEEE80211_IOC_AMPDU_DENSITY
i_val の AMPDU フレームをバーストさせるための最小の密度を返しま
す。返される値は、次の 1 つです: 0 (時間制限なし)、1 (1/4 usec)、
2 (1/2 usec)、3 (1 usec)、4 (2 usec)、5 (4 usec)、6 (8 usec) と 7
(16 usec)。
IEEE80211_IOC_AMPDU_LIMIT
i_val の AMPDU フレームのサイズの制限を返します。返される値は、次
の 1 つです: 0 (8 キロバイト)、1 (16 キロバイト)、2 (32 キロバイ
ト) と 3 (64 キロバイト)。
IEEE80211_IOC_AMSDU
AMSDU が有効にされるかどうかを i_val に返します。AMSDU は、
802.11n 仕様の一部である凝集スキーマ (aggregation scheme) であ
り、HT チャネルで操作するときにだけ使用されます。返される値は、次
の 1 つです: 0 (無効にされた AMSDU)、1、(送信のために有効にされた
AMSDU)、2、(受信のために有効にされた AMSDU) と 3、(送信と受信のた
めに有効にされた AMSDU)。802.11n 仕様は、準拠するステーションが
AMPDU を受信しなければならないと記述していますが、AMPDU フレーム
を転送することはサポートしていません。AMPDU の受信を無効にするこ
とは、主にバグの周りでテストして、動作することの役に立ちます。
IEEE80211_IOC_AMSDU_LIMIT
i_val の AMSDU フレームのサイズの制限を返します。返される値は、次
の 1 つです: 3839 (バイト) と 7935(バイト)。これらの値は、802.11n
によって指定されることに注意してください。任意の値は、許可されて
いません。
IEEE80211_IOC_APBRIDGE
AP のブリッジが有効にされているかどうかを i_val に返します。通
常、同じアクセスポイントに関連づけられたステーションの間に送信さ
れたパケットは、パケットフィルタリングを行うシステム層を通過せず
に配信されます。AP のブリッジが無効にされるとき、パケットは、ある
他のメカニズムを使用して転送されるためのシステムで逃されます。こ
の値は、AP のブリッジが有効にされるとき、0 以外となり、そうでなけ
れば、0 です。
IEEE80211_IOC_APPIE
i_data を通してアプリケーション情報要素を返します。アプリケーショ
ン IE のものは、多くの 802.11 フレームのために維持されます。要求
は、i_val で IE を返すためにフレームを識別しなければなりません。
例えば、IE を検索するためには、それぞれの Beacon フレーム i_val
は、IEEE80211_FC0_SUBTYPE_BEACON | IEEE80211_FC0_TYPE_MGT に設定
されるでしょう。情報要素がインストールされないなら、EINVAL が返さ
れます。返されるデータのためのデータバッファが情報要素を保持する
ことができないくらい小さいなら、値は、切り詰められます。これは、
返されるデータの 0 バイトを要求することによってデータの存在につい
て問い合わせすることを許可します。
IEEE80211_IOC_AUTHMODE
i_val の現在の認証モードを返します。有効値は、IEEE80211_AUTH_NONE
(認証なし)、IEEE80211_AUTH_OPEN (オープン認証)、
IEEE80211_AUTH_SHARED (共有キー認証)、IEEE80211_AUTH_8021X
(802.1x 認証のみ) と IEEE80211_AUTH_WPA (WPA/802.11i/802.1x 認
証)。
IEEE80211_IOC_BEACON_INTERVAL
i_val の (TU の) Beacon フレームの間の時間を返します。
IEEE80211_IOC_BGSCAN
バックグラウンドスキャンが有効にされるかどうかを i_val に返しま
す。この値が 0 以外であり、ステーションモードで動作しているとき、
ステーションは、定期的に現在のチャネルから離れて、隣接しているス
テーションをスキャンします。また、IEEE80211_IOC_BGSCAN_IDLE と
IEEE80211_IOC_BGSCAN_INTERVAL を参照してください。
IEEE80211_IOC_BGSCAN_IDLE
バックグラウンドスキャンを行う前に、ステーションが使用されていな
い状態でなければならない (すなわち、送信または受信フレームでない)
最小の時間 (ミリ秒) を i_val に返します。また、
IEEE80211_IOC_BGSCAN_INTERVAL を参照してください。
IEEE80211_IOC_BGSCAN_INTERVAL
バックグラウンドスキャン操作の間に最小の時間 (秒) を i_val に返し
ます。また、IEEE80211_IOC_BGSCAN_IDLE を参照してください。
IEEE80211_IOC_BMISSTHRESHOLD
システムが、異なる/より良いアクセスポイントに移動することを試みる
前に、連続して失敗された Beacon フレームの数を i_val に返します。
IEEE80211_IOC_BSSID
i_data を通して現在の BSS 識別子のための MAC アドレスを返します。
インタフェースが実行中であるとき、bssid は、(例えば、ローカルス
テーションによって開始された IBSS ネットワークのために) ローカル
に設定された値、または既存のネットワークに結合されるとき、採用さ
れた値のいずれかです。WDS インタフェースに関して、この値は、リ
モートステーションのアドレスです。インタフェースが実行中でないと
き、返された bssid は、もしあれば、設定された要求された bssid で
す。
IEEE80211_IOC_BURST
パケットのバーストが有効にされるかどうかを i_val に返します。この
値が 0 以外であるなら、システムは、スループットを向上させるために
すき間のないパケットを送信しようと試みます。
IEEE80211_IOC_CHANINFO
i_data を通して利用可能なチャネルのセットを返します。このデータ
は、直接これを行うための必要な情報がない (例えば、900MHz の無線の
ために、Public Safety Band での操作) ユーザアプリケーションとして
チャネル仕様 (周波数と属性) と IEEE チャネル番号の間でマップする
ためのユーザアプリケーションによって使用されるべきであることに注
意してください。
IEEE80211_IOC_CHANLIST
i_data を通して使用可能なチャネルの現在のリストを返します。チャネ
ルリストは、IEEE チャネル番号 N が使用可能であるなら、1 に設定さ
れたビット N があるビットベクタとして返されます。
IEEE80211_IOC_CHANNEL
i_val の現在のチャネルの IEEE チャネル番号を返します。この要求
は、推奨されないことに注意してください。代わりに
IEEE80211_IOC_CURCHAN を使用してください。
IEEE80211_IOC_COUNTERMEASURES
TKIP 対抗手段 (Countermeasure) が i_val で有効にされるかどうかを
返します。この値は、対抗手段 (Countermeasure) が有効にされると
き、0 以外となり、そうでなければ、0 になります。
IEEE80211_IOC_CURCHAN
i_data を通してカレントチャネルのための情報を返します。この情報
は、操作制約 (例えば、Passive Scan、DFS、使用制限) を記述する、
IEEE チャネル番号、周波数と属性を含んでいます。
IEEE80211_IOC_DEVCAPS
i_data によって指されたデータバッファのデバイスケーパビリティを返
します。バッファは、利用可能なチャネルの数を返すことができるくら
い大きくなければなりませんが、そうでなければ、どのくらい多くの情
報を返すかを制限するために小さくなります。
IEEE80211_IOC_DFS
Dynamic Frequency Selection (DFS) が有効にされるかどうかを i_val
に返します。DFS は、重複するレーダシグナルの検出、動的な転送電源
制御と最少の混雑している判断基準に従ってチャネルを選択することを
含むいくつかの機能を具体化します。DFS サポートは、特定のロケール
(例えば、ETSI) のいくつかの 5GHz 周波数に対して強制的です。デフォ
ルトで、DFS は、規定の定義、現在のカントリ (国) コード、regdomain
とチャネル従って有効にされます。
IEEE80211_IOC_DOTD
802.11d サポートが有効にされるかどうかを i_val に返します。
802.11d がステーションモードで有効にされるとき、現在設定されたカ
ントリコードと異なったカントリコードを通知する Beacon フレームに
よって、イベントは、ユーザアプリケーションにディスパッチされま
す。そのカントリコードを採用して、関連する規定の制約に従って動作
するためにステーションによって、このイベントを使用することができ
ます。有効にされた 802.11d があるアクセスポイントとして動作すると
き、転送された Beacon と ProbeResponse フレームは、現在の規定する
ドメインの設定を通知します。
IEEE80211_IOC_DOTH
802.11h サポートが有効にされるかどうかを i_val に返します。
802.11h が有効にされるとき、Beacon と ProbeResponse フレームに
は、ケーパビリティフィールドに設定された SpectrumMgt ビットがあ
り、電力制約情報要素は、存在します。また、802.11h サポートは、ア
クセスポイントによってチャネル変更を調整するためのメカニズムであ
る Channel Switch Announcements (CSA) を扱うことを含んでいます。
デフォルトで、802.11h は、デバイスにその能力があるなら、有効にさ
れます。
IEEE80211_IOC_DROPUNENCRYPTED
送信された/受信された暗号化されていないパケットが破棄されるべきで
あるかどうかを i_val に返されます。この値は、暗号化されていないパ
ケットが受信されるなら、0 となり、それらが破棄されるものであるな
ら、0 以外となります。
IEEE80211_IOC_DTIM_PERIOD
i_val に DTIM イベントの間の (ビーコン間隔の) 期間を返します。
IEEE80211_IOC_DWDS
Dynamic WDS サポートが有効にされるかどうかを、i_val に返されま
す。Dynamic WDS は、パケットが 4 つのアドレス (WDS) フレームを使
用して通常の Infrastructure BSS アソシエーション上でトンネル化さ
れる機能です。
IEEE80211_IOC_FF
Atheros ファーストフレーム (fast-frame) サポートが有効にされるか
どうかを i_val に返します。ファーストフレーム (fast-frame) は、ス
ループットを向上させるために複数のフレームを集める標準的でないプ
ロトコルの拡張です。ファーストフレーム (fast-frame) サポートを有
効にすることは、使用を保証しないことに注意してください。クライア
ントとアクセスポイントは、その使用を交渉しなければなりません。
IEEE80211_IOC_FRAGTHRESHOLD
断片化フレームを有効にするための閾値を (バイト単位で) i_val に返
します。この値より大きいパケットは、次々に送信される複数の断片化
されたフレームに自動的に分割されます。
IEEE80211_IOC_GREENFIELD
Greenfield preamble の使用が有効にされるかどうかを i_val に返しま
す。HT チャネルの 802.11n で動作するときだけ、この設定は、意味が
あります。
IEEE80211_IOC_HIDESSID
SSID hiding/cloaking が有効にされるかどうかを i_val に返します。
SSID hiding は、アクセスポイントとして動作するときだけ、意味があ
ります。これが有効にされるとき、Beacon フレームは、SSID を含んで
いません、そして、ProbeRequest フレームは、それらが AP の SSID を
含んでいないなら、応答されません。この値は、SSID hiding が有効に
されるとき、0 以外となり、そうでなければ、0 となります。
IEEE80211_IOC_HTCOMPAT
802.11n 互換性サポートが有効にされるかどうかを i_val に返します。
802.11n プロトコル仕様は、いくつかの互換性のない繰り返しを可決し
ました。いくつかのベンダは、純粋に 11n 準拠のステーションと同時に
使用しないより古い仕様のための 11n のサポートを実装しています。特
に、古いデバイスのための管理フレームに含まれていた情報要素が異
なっています。互換性サポートが有効にされるとき、標準と互換性のあ
るデータの両方が、提供され、受け付けられます。
IEEE80211_IOC_HTCONF
i_val の HT チャネルの自動プロモーション (promotion) のために設定
を返します。プロモーションは、システムがチャネルを選択しなければ
ならなくて、古い、HT20 と HT40 操作 (例えば、スキャンするとき) を
選択するとき、起こります。有効な値は、次の通りです: 0 (プロモート
しません、古いものを使用します)、1 (HT20 にプロモート)、と 2
(HT40 にプロモート)。
IEEE80211_IOC_HTPROTMODE
混合された 802.11n ネットワークで HT フレームを保護するために使用
されるテクニックを i_val に返します。有効な値は、次の通りです:
IEEE80211_PROTMODE_OFF (有効にされたプロテクションなし) と
IEEE80211_PROTMODE_RTSCTS (RTS を送信して、CTS を待つ)。
IEEE80211_IOC_HWMP_MAXHOPS
i_val の HWMP パスで最大の受け付け可能な中継点 (hop) のカウントを
返します。
IEEE80211_IOC_HWMP_ROOTMODE
i_val の Mesh ルートモード操作のための設定を返します。有効な値
は、次の通りです: IEEE80211_HWMP_ROOTMODE_DISABLED (ルートモード
は、無効にされる)、IEEE80211_HWMP_ROOTMODE_NORMAL (ブロードキャス
ト (同報通信) Path Request フレームを送信する)、
IEEE80211_HWMP_ROOTMODE_PROACTIVE (ブロードキャスト (同報通信)
Path Request フレームを送信して、強制的に応答する) と
IEEE80211_HWMP_ROOTMODE_RANN (ブロードキャスト (同報通信) Root
Announcement (RANN) フレームを送信する)。
IEEE80211_IOC_INACTIVITY
システムが i_val で不活発な処理を扱うかどうかを返します。不活発な
処理が有効にされるとき、システムは、送信されたフレームがないス
テーションを追跡して、それらがまだ存在しているかどうかチェックす
るために定期的に、それらをプローブします。不活発であり、プローブ
に応答しないステーションは、落とされます。
IEEE80211_IOC_MACCMD
MAC アドレスアクセスコントロールリスト (ACL) システムの状態に関す
る情報を返します。サポートされた次の 2 つの要求があります:
IEEE80211_MACCMD_POLICY (i_val の現在のポリシを検索する) と
i_data を通してインストールされたかアクティブな ACL のリストを検
索するための IEEE80211_MACCMD_LIST。wlan_acl(4) モジュールは、イ
ンストールされ、有効にされていなければなりません、そうでなけれ
ば、EINVAL が返されます。
IEEE80211_IOC_MESH_AP
Mesh AP サポートが有効にされているかどうかを i_val に返します。
IEEE80211_IOC_MESH_ID
i_data によって指されたバッファの Mesh ID を返します。
IEEE80211_IOC_MESH_FWRD
パケット転送サポートが有効にされているかどうかを i_val に返しま
す。
IEEE80211_IOC_MESH_PP_METRIC
i_data によって指されたバッファのリンクメトリックプロトコル (link
metric protocol) を返します。
IEEE80211_IOC_MESH_PP_PATH
i_data によって指されたバッファのパス選択プロトコルをを返します。
IEEE80211_IOC_MESH_RTCMD
Mesh 経路表 (routing table) の状態に関するの情報を返します。1 つ
の要求がサポートされています: i_data によって指されたバッファの経
路表 (routing table) の内容を検索する IEEE80211_MESH_RTCMD_LIST。
IEEE80211_IOC_MESH_TTL
このメッシュノードによって送信されたパケットにインストールされた
Mesh Time To Live (TTL) 設定を i_val に返します。
IEEE80211_IOC_NUMSSIDS
i_val にサポートされた SSID の数を返します。
IEEE80211_IOC_NUMWEPKEYS
i_val にサポートされた WEP キーの数を返します。
IEEE80211_IOC_POWERSAVE
i_val に現在の電力節約 (powersaving) モードを返します。有効な値
は、IEEE80211_POWERSAVE_OFF (電力節約操作は、無効にされる) と
IEEE80211_POWERSAVE_ON (電力節約操作は、有効にされる) です。
IEEE80211_IOC_POWERSAVESLEEP
i_val に TU の電力節約スリープ時間を返します。また、この値は、
listen (接続を受け付け) している間隔の名前が付けられ、ステーショ
ンがアクセスポイントによってバッファリングされたパケットを検索す
るために目覚める前にスリープする最大の時間を表します。
IEEE80211_IOC_PRIVACY
i_val に PRIVACY のための現在の MLME 設定を返します。PRIVACY が有
効にされるとき、すべてのデータパケットは、暗号化されなければなり
ません。この値は、PRIVACY が無効にされるなら、0 となり、PRIVACY
が有効にされるとき、0 以外になります。
IEEE80211_IOC_PROTMODE
i_val の現在の 802.11g プロテクションモードを返します。プロテク
ションは、802.11g ネットワークで動作している 802.11b ステーション
を保護するために使用されるメカニズムです。有効値は、
IEEE80211_PROTMODE_OFF (有効にされたプロテクションなし)、
IEEE80211_PROTMODE_CTS (CTS を利用者自身に送信する) と
IEEE80211_PROTMODE_RTSCTS (RTS を送信して、CTS を待つ) です。
IEEE80211_IOC_PUREG
``純粋な 11g'' モードが有効にされるかどうかを i_val に返します。
この設定は、アクセスポイント操作のためだけに意味があります。0 以
外であるときに、802.11b ステーションは、結合できません。
IEEE80211_IOC_PUREN
``純粋な 11n'' モードが有効にされるかどうかをに返します。i_val こ
の設定は、アクセスポイント操作のためだけに意味があります。0 以外
であるときに、古い (11n で可能でない) ステーションは、結合できま
せん。
IEEE80211_IOC_REGDOMAIN
i_data によって指されたバッファの規制状態を返します。
IEEE80211_IOC_RIFS
Reduced InterFrame Spacing (RIFS) が有効にされるかどうかを i_val
に返します。この設定は、HT チャネルの 802.11n で動作するときだけ
意味があります。
IEEE80211_IOC_ROAM
i_data によって指されたバッファのステーションローミングパラメータ
を返します。
IEEE80211_IOC_ROAMING
i_val の現在のローミングモードを返します。ローミングモードは、
Infrastructure BSS のステーションとして動作するとき、MLME 状態マ
シンのどの実体制御操作かを指定します。有効な値は、次の通りです:
IEEE80211_ROAMING_DEVICE (ドライバ/ファームウェアは、制御中)、
IEEE80211_ROAMING_AUTO (ホスト 802.11 層は、制御中) と
IEEE80211_ROAMING_MANUAL (アプリケーションは、制御中) です。
IEEE80211_IOC_RTSTHRESHOLD
i_val の RTS フレームの転送を有効にするために、(バイト単位の) 閾
値を返します。この値より大きなパケットは、パケット損失の見込みを
減少させるために先行して送信される RTS フレームがあります。
IEEE80211_IOC_SCAN_RESULTS
i_data によって指されたデータ領域でスキャンキャッシュの現在の内容
を返します。
IEEE80211_IOC_SCANVALID
スキャン操作の結果が (秒単位で) どれくらい長く有効であると見なさ
れるかを i_val に返します。スキャン結果がもはや有効でなく、それら
が必要であるとき (例えば、移動する)、システムは、スキャンキャッ
シュを補充するためにスキャン操作を開始します。
IEEE80211_IOC_SHORTGI
Short Guard Interval (SGI) が有効にされるかどうかを i_val に返し
ます。SGI は、HT チャネルの 802.11n で動作するときだけ、使用され
ることに注意してください。
IEEE80211_IOC_SMPS
Spatial Multiplexing Power Save (SMPS) 設定を i_val に返します。
この設定は、HT チャネルの 802.11n で動作するときだけ意味がありま
す。有効な値は、次の通りです: IEEE80211_HTCAP_SMPS_DYNAMIC (ダイ
ナミック SMPS は、有効にされる)、IEEE80211_HTCAP_SMPS_ENA (静的な
SMPS は、有効にされる) と IEEE80211_HTCAP_SMPS_OFF (SMPS は、無効
にされる) です。
IEEE80211_IOC_SSID
i_data によって指されたバッファで要求された SSID を返します。
i_val が >= 0 であるなら、要求は、そのスロットのために設定された
値を参照します。一般的に、0 は、唯一の有効値ですが、いくつかのイ
ンタフェースは、より多くの SSID をサポートします。
IEEE80211_IOC_STA_INFO
i_data を通して指定された (複数の) ステーションの現在の状況に関す
る情報を返します。単一のステーションの MAC アドレスが渡されるか、
またはブロードキャスト (同報通信) アドレスが供給されるなら、すべ
てのステーションに関する情報が返されます。単一のステーションが要
求され、MAC アドレスが未知であるなら、ENOENT が返されます。
IEEE80211_IOC_STA_STATS
i_data を通して指定されたステーションのためのまとめられた統計を返
します。要求されたステーションのアドレスが渡され、それが未知であ
るなら、ENOENT が返されます。
IEEE80211_IOC_STA_VLAN
i_data を通してステーションに割り付けられた任意の VLAN タグを返し
ます。
IEEE80211_IOC_TDMA_SLOT
i_val のステーションのためのスロット番号を返します。スロット番号
0 は、TDMA ネットワークのマスタステーションです。
IEEE80211_IOC_TDMA_SLOTCNT
i_val に TDMA ネットワークのスロットのカウントを返します。
IEEE80211_IOC_TDMA_SLOTLEN
i_val にネットワークの各ステーションに割り付けられた TDMA スロッ
トの長さを (usec 単位で) 返します。
IEEE80211_IOC_TDMA_BINTERVAL
i_val に Beacon フレームの間のスーパフレームの数を返します。N ス
ロットとスロットの長さ T がある TDMA ネットワークには、NxT のスー
パフレームがあります。
IEEE80211_IOC_TSN
Transitional Security Network (TSN) が有効にされるかどうかを
i_val に返します。
IEEE80211_IOC_TURBOP
Atheros Dynamic Turbo モードが有効にされるかどうかを i_val に返し
ます。Dynamic Turbo モードは、チャネル幅が動的に 20MHz と 40MHz
の間に変更される Atheros デバイスだけで利用可能な標準的でないプロ
トコルの拡張です。Dynamic Turbo モードサポートを有効にすること
は、使用を保証しないことに注意してください。クライアントとアクセ
スポイントの両方は、Atheros デバイスを使用しなければなりません、
そしてサポートは、両側で有効にされなければなりません。
IEEE80211_IOC_TXPARAMS
i_data によって指されたバッファに転送パラメータを返します。
IEEE80211_IOC_TXPOWER
i_val に .5 dBm 単位で転送電力制限を返します。この値は、有効な最
大値を表し、デバイスに能力がある、ローカルな規制によって許可され
た最大の電力、任意のユーザ指定の電力制限と最大の電力に従って計算
されます。
IEEE80211_IOC_TXPOWMAX
ユーザによって指定された最大の転送電力を .5 dBm 単位で i_val に返
します。最大の設定は、任意の規制のキャップの後に適用されます。
IEEE80211_IOC_WEP
i_val に現在の WEP 状態を返します。有効な値は、次の通りです:
IEEE80211_WEP_ON (すべてのパケットの送信と受信のために有効にされ
る)、IEEE80211_WEP_OFF (無能にされる) と IEEE80211_WEP_MIXED (転
送と受信のために有効にされますが、また暗号化されないフレームを受
信する用意がある) です。この要求は、推奨されません。代わりに
IEEE80211_IOC_PRIVACY と IEEE80211_IOC_UNENCRYPTED を使用してくだ
さい。
IEEE80211_IOC_WEPKEY
i_data を通して要求された WEP キーを返します。キー番号は、i_val
で指定され、0-3 を指定できます。デバイスが、WEP キーを返すことを
サポートしないか、ユーザがルートでなければ、キーは、すべて 0 とし
て返されます。この要求は、IEEE80211_IOC_WPAKEY を支持して推奨され
ません。
IEEE80211_IOC_WEPTXKEY
i_val に転送のために使用される WEP キーの数を返します。
IEEE80211_IOC_WME
802.11e/WME/WMM サポートが有効にされているかどうかを i_val に返し
ます。この値は、サポートが有効にされるとき、0 以外となり、そうで
なければ、0 になります。
IEEE80211_IOC_WME_CWMIN
i_val に指定された Access Class (AC) のための WME CWmin 設定
(log2) を返します。AC は、BSS またはチャネルのためのパラメータが
要求されるかどうかを示すためにオプションの IEEE80211_WMEPARAM_BSS
フラグと共に i_len を通して渡されます。WME がサポートされないな
ら、EINVAL が返されます。
IEEE80211_IOC_WME_CWMAX
i_val に指定された Access Class (AC) のための WME CWmax 設定
(log2) を返します。より詳細については、上記の
IEEE80211_IOC_WME_CWMIN を参照してください。
IEEE80211_IOC_WME_AIFS
i_val に指定された Access Class (AC) のための WME AIFS 設定を返し
ます。より詳細については、上記の IEEE80211_IOC_WME_CWMIN を参照し
てください。
IEEE80211_IOC_WME_TXOPLIMIT
i_val に指定された Access Class (AC) のための WME TxOpLimit 設定
(msec) を返します。より詳細については、上記の
IEEE80211_IOC_WME_CWMIN を参照してください。
IEEE80211_IOC_WME_ACM
i_val に指定された Access Class (AC) のための WME Admission Con
trol Mechanism (ACM) 設定を返します。この値は、BSS (チャネルでな
い) のためだけに意味があります。より詳細については、上記の
IEEE80211_IOC_WME_CWMIN を参照してください。
IEEE80211_IOC_WME_ACKPOLICY
i_val に指定された Access Class (AC) のための WME ACK Policy 設定
を返します。この値が 0 であるとき、フレームは、Acknowledgement を
待たずに転送されます。この値は、チャネル (BSS でない) のためだけ
に意味があります。より詳細については、上記の
IEEE80211_IOC_WME_CWMIN を参照してください。
IEEE80211_IOC_WPA
i_val に WPA 設定を返します。有効な値は、0 (WPA は、有効にされな
い)、1 (WPA1 は、有効にされる)、2 (WPA2/802.11i は、有効にされる)
と 3 (WPA1 と WPA2/802.11i は、ともに有効にされる) です。
IEEE80211_IOC_WPAIE
i_data を通して関連ステーションのための任意の WPA 情報要素を返し
ます。要求は、要求されたステーションの MAC アドレスを識別する
i_data を通して渡されます。RSN (802.11i) 要素が存在しているなら、
それが返されます。そうでなければ、任意の WPA 要素が返されます。こ
の要求は、推奨されないことに注意してください。代わりに
IEEE80211_IOC_WPAIE2 を使用してください。
IEEE80211_IOC_WPAIE2
i_data を通して関連ステーションのための任意の WPA 情報要素を返し
ます。要求は、要求されたステーションの MAC アドレスを識別する
i_data を通して渡されます。RSN (802.11i) と WPA 要素の 1 つまたは
両方が返されます。
IEEE80211_IOC_WPAKEY
i_data によって指されたバッファで要求された暗号化キーを返します。
キー番号は、i_val で指定され、0-3 を指定できます。0 のキー番号
は、有効にされた WPA で動作するとき、ステーションのユニキャスト暗
号キーを検索するために使用されます。ユーザがルートでなければ、返
されたキーデータは、すべて 0 です。
IEEE80211_IOC_WPS
i_val に Wi-FI Protected Setup (WPS) が有効にされるかどうかを返し
ます。
SIOCS80211 に関して、i_type の次の値は、有効です。実行しているインタ
フェースで値を変更することは、インタフェースが `reset' されることに注意し
てください。リセットは、パラメータが MLME 状態 (例えば、RTS 閾値) に影響
しないなら、状態を変更せずに扱われますが、ある場合には、インタフェース
は、(任意の関連ステーションを含んで) 新しいネットワークまたはクリアされた
状態のためにスキャンする必要があります。その場合、インタフェースは、
`restarted' と言われます (それは、インタフェースのダウンをマークしバック
アップすることと同様です)。以下の情報は、実行しているインタフェースの状態
に影響される値を変更するかどうか識別します。
IEEE80211_IOC_ADDMAC
i_data によって指された値を使用して、MAC アドレス Access Control
List (ACL) データベースにエントリを追加します。wlan_acl(4) モ
ジュールは、インストールされ、有効にされていなければなりません、
そうでなければ、EINVAL が返されます。
IEEE80211_IOC_AMPDU
i_val の値を使用して転送のためか受信のために AMPDU が有効にされる
かどうかを設定します。この要求によって、HT チャネルで動作する実行
しているインタフェースは、リセットされます。詳細については、上記
の IEEE80211_IOC_AMPDU を参照してください。
IEEE80211_IOC_AMPDU_DENSITY
i_val の値にバーストしている AMPDU フレームのための最小密度を設定
します。この要求によって、実行しているインタフェースは、リセット
されます。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_AMPDU_DENSITY を参
照してください。
IEEE80211_IOC_AMPDU_LIMIT
i_val の値に AMPDU フレームのサイズでの制限を設定します。この要求
によって、実行しているインタフェースは、リセットされます。詳細に
ついては、上記の IEEE80211_IOC_AMPDU_LIMIT を参照してください。
IEEE80211_IOC_AMSDU
i_val の値を使用して送信および受信のために AMSDU が有効にされるか
どうかを設定します。この要求によって、HT チャネルで同再する実行し
ているインタフェースは、リセットされます。詳細については、上記の
IEEE80211_IOC_AMSDU を参照してください。
IEEE80211_IOC_AMSDU_LIMIT
i_val の値に AMSDU フレームのサイズでの制限を設定します。この要求
によって、実行しているインタフェースは、リセットされます。詳細に
ついては、上記の IEEE80211_IOC_AMSDU_LIMIT を参照してください。
IEEE80211_IOC_APBRIDGE
i_val の値を使用して AP のブリッジ有効にされるかどうかを設定しま
す。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_APBRIDGE を参照してくだ
さい。
IEEE80211_IOC_APPIE
i_data によって指されたデータを使用してアプリケーション情報要素を
設定します。この要求によって、実行しているインタフェースは、WPA
情報要素が変更されるなら、再開されます。詳細については、上記の
IEEE80211_IOC_APPIE を参照してください。
IEEE80211_IOC_AUTHMODE
i_val に値を使用して現在の認証モードを設定します。この要求によっ
て、実行しているインタフェースは、再開されます。詳細については、
上記の IEEE80211_IOC_AUTHMODE を参照してください。この要求によっ
て、実行しているインタフェースは、再開されます。
IEEE80211_IOC_BEACON_INTERVAL
(TU の) Beacon フレームの間の時間を i_val の値に設定します。この
要求によって、実行しているインタフェースは、再開されます。
IEEE80211_IOC_BGSCAN
i_val の値を使用してバックグラウンドスキャンが有効にされるかどう
かを設定します。
IEEE80211_IOC_BGSCAN_IDLE
i_val の値に、バックグラウンドスキャンを行う前に、ステーション
が、アイドル (動作していない) でなければならない最小の時間 (msec
単位で) を設定します。
IEEE80211_IOC_BGSCAN_INTERVAL
バックグラウンドスキャン操作の間の最小の時間 (秒) を i_val の値に
設定します。
IEEE80211_IOC_BMISSTHRESHOLD
システムが、移動することを試みる前に、連続して失敗した Beacon フ
レームの数を i_val の値に設定します。この要求によって、実行してい
るインタフェースは、リセットされます。
IEEE80211_IOC_BSSID
i_data に従って、要求された BSS 識別子のための 802.11 MAC アドレ
スを設定します。この要求によって、実行しているインタフェースは、
再開されます。
IEEE80211_IOC_BURST
i_val の値を使用してパケットのバーストが有効にされるかどうかを設
定します。この要求によって、実行しているインタフェースは、リセッ
トされます。
IEEE80211_IOC_CHANNEL
要求された/現在のチャネルを i_val によって与えられた値に設定しま
す。この要求によって、実行しているインタフェースは、できれば、指
定されたチャネルに直ちに変更します。そうでなければ、インタフェー
スは、再開されます。この要求は、推奨されないことに注意してくださ
い。代わりに IEEE80211_IOC_CURCHAN を使用します。
IEEE80211_IOC_CHANLIST
i_data によって指されたチャネルリストを使用して利用可能なチャネル
のリストを設定します。チャネルリストは、IEEE チャネル番号 N が使
用可能であるなら、1 に設定されたビット N があるビットベクタです。
指定されたチャネルリストは、サポートされたチャネルのセットに対し
てチェックされ、サポートされないチャネルは、黙って無視されます。
チャネルリストとサポートされたチャネルの共通部分が空であるなら、
EINVAL が返されます。新しいチャネルリストをインストールした後に、
現在のチャネルが無効であるとマークされることに注意してください。
この要求によって、実行しているインタフェースは、再開されます。
IEEE80211_IOC_COUNTERMEASURES
i_val の値を使用して TKIP Countermeasures が有効にされるかどうか
を設定します。認証モードが WPA に設定されるときだけ、この要求を使
用することができます。そうでなければ、EOPNOTSUPP が返されます。
IEEE80211_IOC_CURCHAN
i_data によって参照された情報を使用して現在のチャネルを設定しま
す。この要求によって、実行しているインタフェースは、できれば、指
定されたチャネルに直ちに変更します。そうでなければ、インタフェー
スは、再開されます。
IEEE80211_IOC_DELKEY
i_data によって参照された情報によって指定されたキーを削除します。
IEEE80211_IOC_DELMAC
i_data によって指された値を使用して MAC アドレス Access Control
List (ACL) データベースのエントリを削除します。wlan_acl(4) モ
ジュールは、インストールされ、有効にされていなければなりません、
そうでなければ、EINVAL が返されます。
IEEE80211_IOC_DFS
i_val の値を使用して Dynamic Frequency Selection (DFS) が有効にさ
れるかどうかを設定します。この要求は、802.11h サポートが有効にさ
れていないなら、EINVAL で失敗します。詳細については、上記の
IEEE80211_IOC_DFS を参照してください。
IEEE80211_IOC_DOTD
i_val の値を使用して 802.11d サポートが有効にされるかどうかを設定
します。この要求によって、実行しているインタフェースは、再開され
ます。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_DOTD を参照してくださ
い。
IEEE80211_IOC_DOTH
i_val の値を使用して 802.11h サポートが有効にされるかどうかを設定
します。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_DOTH を参照してくだ
さい。
IEEE80211_IOC_DROPUNENCRYPTED
i_val の値を使用して送信/受信された暗号化されていないパケットが破
棄されるべきかどうかを設定します。
IEEE80211_IOC_DTIM_PERIOD
DTIM イベントの間の (ビーコン間隔の) 期間を i_val の値に設定しま
す。この要求によって、実行しているインタフェースは、再開されま
す。
IEEE80211_IOC_DWDS
i_val の値を使用して Dynamic WDS サポートが有効にされるかどうかを
設定します。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_DWDS を参照して
ください。
IEEE80211_IOC_FF
i_val の値を使用して Atheros ファーストフレームのサポートが有効に
されるかどうかを設定します。この要求によって、実行しているインタ
フェースは、再開されます。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_FF
を参照してください。
IEEE80211_IOC_FRAGTHRESHOLD
i_val の値を使用して断片化フレームを有効にするための閾値 (バイト
単位) を設定します。この要求によって、実行しているインタフェース
は、リセットされます。詳細については、上記の
IEEE80211_IOC_FRAGTHRESHOLD を参照してください。
IEEE80211_IOC_GREENFIELD
i_val の値を使用して Greenfield 前置きの使用が有効にされるかどう
かを設定します。この要求によって、実行しているインタフェースは、
リセットされます。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_GREENFIELD
を参照してください。
IEEE80211_IOC_HIDESSID
i_val の値を使用して SSID hiding/cloaking が有効にされるかどうか
を設定します。この要求によって、実行しているインタフェースは、リ
セットされます。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_HIDESSID を
参照してください。
IEEE80211_IOC_HTCOMPAT
i_val の値を使用して 802.11n 互換性サポートが有効にされるかどうか
を設定します。この要求によって、実行しているインタフェースは、HT
チャネルで動作しているなら、リセットされます。詳細については、上
記の IEEE80211_IOC_HTCOMPAT を参照してください。
IEEE80211_IOC_HTCONF
i_val の値を使用して HT チャネルの自動プロモーションを設定しま
す。この要求によって、実行しているインタフェースは、再開されま
す。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_HTCONF を参照してくださ
い。
IEEE80211_IOC_HTPROTMODE
i_val の値を使用して混合された 802.11n ネットワークで HT フレーム
を保護するために使用されるテクニックを設定します。この要求によっ
て、実行しているインタフェースは、リセットされます。詳細について
は、上記の IEEE80211_IOC_HTPROTMODE を参照してください。
IEEE80211_IOC_HWMP_MAXHOPS
i_val に従って、HWMP パスの最大の受け付け可能な中継点 (hop) カウ
ントを設定します。値は、範囲 [0-255] でなければなりません。
IEEE80211_IOC_HWMP_ROOTMODE
i_val に従って、Mesh ルートモードの操作を設定します。有効な値は、
IEEE80211_HWMP_ROOTMODE_DISABLED (ルートモードは、無効にされる)、
IEEE80211_HWMP_ROOTMODE_NORMAL (ブロードキャスト (同報通信) Path
Request フレームを送信する)、IEEE80211_HWMP_ROOTMODE_PROACTIVE
(ブロードキャスト (同報通信) Path Request フレームを送信して、強
制的に応答する) と IEEE80211_HWMP_ROOTMODE_RANN (ブロードキャスト
(同報通信) Root Announcement (RANN) フレームを送信する) です。
IEEE80211_IOC_INACTIVITY
i_val の値を使用してシステムがアクティブでない処理を扱うかどうか
を設定します。アクティブでない処理が有効にされるとき、システム
は、フレームを送信していないステーションを追跡して、それらがまだ
存在しているかどうかチェックするために定期的にそれらを調べます。
アクティブでなくて、プローブに応答しないステーションは、落されま
す。
IEEE80211_IOC_MACCMD
MAC アドレス Access Control List (ACL) システムの状態を変更しま
す。サポートされるいくつかの要求があります:
IEEE80211_MACCMD_POLICY_OPEN (現在のポリシを ACL の使用を無効にす
るように設定する)、IEEE80211_MACCMD_POLICY_ALLOW (現在のポリシを
データベースにリストされたアドレスだけを許可するように設定する)、
IEEE80211_MACCMD_POLICY_DENY (現在のポリシをデータベースにリスト
されたアドレスを拒否するように設定する)、
IEEE80211_MACCMD_POLICY_RADUS (現在のポリシを RADIUS バックエンド
の使用を有効にするように設定する)、IEEE80211_MACCMD_FLUSH (データ
ベースからすべてのアドレスをフラッシュする) と
IEEE80211_MACCMD_DETACH (ACL サブシステムをデタッチして、それを無
効にする) です。wlan_acl(4) モジュールは、インストールされ、有効
にされていなければなりません、そうでなければ、EINVAL が返されま
す。
IEEE80211_IOC_MESH_AP
i_val を使用して Mesh AP サポートが有効にされるかどうかを設定しま
す。
IEEE80211_IOC_MESH_FWRD
i_val を使用してパケット転送サポートが有効にされるかどうかを設定
します。
IEEE80211_IOC_MESH_ID
i_data によって指された値を使用して Mesh ID を設定します。Mesh ID
を最大 IEEE80211_MESHID_LEN バイト長にすることができます。
IEEE80211_IOC_MESH_PP_METRIC
i_data によって指された値を使用してリンクメトリックプロトコルを設
定します。
IEEE80211_IOC_MESH_PP_PATH
i_data によって指された値を使用してパス選択プロトコルを設定しま
す。
IEEE80211_IOC_MESH_RTCMD
Mesh 経路表 (routing table) の状態を操作します。いくつかの要求が
サポートされています: IEEE80211_MESH_RTCMD_FLUSH (経路表の内容を
フラッシュします)、IEEE80211_MESH_RTCMD_ADD (i_data で指定された
MAC アドレスのためのエントリを追加し、Peer (相手側) 発見プロセス
を開始する) と IEEE80211_MESH_RTCMD_DELETE (i_data で指定された
MAC アドレスに対応するエントリを削除する) です。
IEEE80211_IOC_MESH_TTL
i_val を使用して、このメッシュノードによって転送されるパケットに
インストールされた Mesh Time To Live (TTL) 設定を設定します。
IEEE80211_IOC_MLME
i_data によって指された MLME 要求を使用してステーションのための
MLME ステートマシンを明示的に制御します。サポートされたいくつかの
MLME 操作があります: IEEE80211_MLME_ASSOC (アクセスポイントに関連
付けられた要求)、IEEE80211_MLME_DIASSOC (指定されたステーションの
関連付けを削除する)、IEEE80211_MLME_DEAUTH (指定されたステーショ
ンの認証を解消する)、IEEE80211_MLME_AUHORIZE (データフレームを渡
すために指定された認可されたステーションをマークする)、
IEEE80211_MLME_UNAUTHORIZE (データフレームを渡すために指定された
ステーションの能力を取り消す) と IEEE80211_MLME_AUTH (アクセスポ
イントに認証を要求する) です。この機能がインフラストラクチャモー
ドで動作するステーションのために使用されるとき、ローミングモード
は、マニュアルで設定されるべきであることに注意してください。
IEEE80211_IOC_POWERSAVE
i_val の値に現在の電力節約モードを設定します。有効な値について
は、上記の IEEE80211_IOC_POWERSAVE を参照してください。この要求に
よって、実行しているインタフェースは、リセットされます。
IEEE80211_IOC_POWERSAVESLEEP
i_val の値に TU の電力節約スリープ時間を設定します。この要求に
よって、実行しているインタフェースは、リセットされます。
IEEE80211_IOC_PRIVACY
i_val の値を使用して PRIVACY のために現在の MLME 設定を設定しま
す。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_PRIVACY を参照してくださ
い。
IEEE80211_IOC_PROTMODE
i_val の値に現在の 802.11g 保護モードを設定します。この要求によっ
て、実行しているインタフェースは、リセットされます。詳細について
は、上記の IEEE80211_IOC_PROTMODE を参照してください。この要求に
よって、実行しているインタフェースは、リセットされます。
IEEE80211_IOC_PUREG
i_val の値を使用して ``純粋な 11g'' モードが有効にされるかどうか
を設定します。この要求によって、実行しているインタフェースは、再
開されます。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_PUREG を参照して
ください。
IEEE80211_IOC_PUREN
i_val の値を使用して ``純粋な 11n'' モードが有効にされるかどうか
を設定します。この要求によって、実行しているインタフェースは、再
開されます。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_PUREN を参照して
ください。
IEEE80211_IOC_REGDOMAIN
i_data によって参照されたデータを使用して規制の状態を設定します。
基本的な物理デバイスからクローン化されたすべてのインタフェース
が、下げられるときだけ、この要求を発行することができます。そうで
なければ、EBUSY が返されます。新しい規制のデータが任意の要求され
るチャネルを無効にするかもしれないことに注意してください。
IEEE80211_IOC_RIFS
i_val の値を使用して Reduced InterFrame Spacing (RIFS) が有効にさ
れるかどうかを設定します。この設定は、HT チャネルの 802.11n で動
作するときだけ、意味があります。この要求によって、実行しているイ
ンタフェースは、リセットされます。
IEEE80211_IOC_ROAM
i_data によって指されたデータを使用してステーションローミング (移
動) パラメータを設定します。
IEEE80211_IOC_ROAMING
i_val の値に現在のローミングモードを設定します。詳細については、
上記の IEEE80211_IOC_ROAMING を参照してください。
IEEE80211_IOC_RTSTHRESHOLD
i_val の値に RTS フレームの転送を有効にするために (バイト単位の)
閾値を設定します。この要求によって、実行しているインタフェース
は、リセットされます。詳細については、上記の
IEEE80211_IOC_RTSTHRESHOLD を参照してください。
IEEE80211_IOC_SCANVALID
スキャン操作からの結果が、有効であると見なされる、age (時期) (秒
単位の) を設定します。スキャン結果がもはや有効でなく、それらが必
要である (例えば、移動する) とき、システムは、スキャンキャッシュ
を補給するためにスキャン操作を開始します。
IEEE80211_IOC_SCAN_REQ
i_val によって指されたパラメータを使用して、スキャン操作を要求し
ます。基本的なデバイスは、実行されなければなりません、そうでなけ
れば、ENXIO が返されます。1 つのクロック tick 短い sr_duration,
sr_mindwell と sr_maxdwell のための値は、1 つの tick まで切り上げ
ます。システムが扱うことができるより多くの SSID が供給されるな
ら、余分なものは、黙って無視されます。スキャン操作が既に進行して
いるなら、要求は、(黙って) 無視されます。
IEEE80211_IOC_SCAN_CANCEL
任意の pending/active スキャン操作をキャンセルします。
IEEE80211_IOC_SHORTGI
i_val の値を使用して Short Guard Interval (SGI) が有効にされるか
どうかを設定します。SGI は、HT (802.11n) チャネルで動作するときだ
け、使用されることに注意してください。この要求によって、実行して
いるインタフェースは、リセットされます。
IEEE80211_IOC_SMPS
i_val の値に Spatial Multiplexing Power Save (SMPS) 設定を設定し
ます。この要求によって、実行しているインタフェースは、リセットさ
れます。詳細については、上記の IEEE80211_IOC_SMPS を参照してくだ
さい。
IEEE80211_IOC_SSID
i_data によって指された値を使用して、要求された SSID を設定しま
す。文字列は、多くても IEEE80211_NWID_LEN バイトであります。この
要求によって、実行しているインタフェースは、再開されます。
IEEE80211_IOC_STA_STATS
指定されたステーションに対して蓄積された統計をクリアします。
IEEE80211_IOC_STA_VLAN
i_data によって指された情報を使用して、指定されたステーションのた
めの VLAN タグを設定します。
IEEE80211_IOC_TDMA_BINTERVAL
i_val の値に Beacon フレームの間の間隔を設定します。値は、正でな
ければなりません。この要求によって、実行しているインタフェース
は、リセットされます。
IEEE80211_IOC_TDMA_SLOT
i_val の値に現在の TDMA スロットを設定します。値は、範囲
[0-slotcnt] でなければなりません。スロット 0 は、TDMA ネットワー
クのマスタを識別します。実行中であるなら、直ちに Beacon フレーム
の送信を開始します。
IEEE80211_IOC_TDMA_SLOTCNT
i_val の値に TDMA ネットワークのスロットの数を設定します。この要
求によって、実行しているインタフェースは、リセットされます。
IEEE80211_IOC_TDMA_SLOTLEN
i_val の値にネットワークの各ステーションに割り付けられた TDMA ス
ロットの長さを設定します。スロットの長さは、200 usecs から 1024
ミリ秒の範囲でなければなりません (しかし、1-200ms の範囲の外の値
は、うまくいきそうではありま)。この要求によって、実行しているイン
タフェースは、リセットされます。
IEEE80211_IOC_TSN
i_val の値を使用して Transitional Security Network (TSN) が有効に
されるかどうかを設定します。
IEEE80211_IOC_TURBOP
i_val の値を使用して Atheros Dynamic Turbo モードが有効にされるか
どうかを設定します。この要求によって、実行しているインタフェース
は、再開されます。
IEEE80211_IOC_TXPARAMS
指されたデータを使用する転送パラメータを i_data となるように設定
します。この要求によって、実行しているインタフェースは、再開され
ます。
IEEE80211_IOC_TXPOWER
i_val の値に .5 dBm 単位で最大の転送電力制限を設定します。この要
求によって、実行しているインタフェースは、リセットされます。
IEEE80211_IOC_WEP
i_val の値に現在の WEP モードを設定します。有効な値については、上
記の IEEE80211_IOC_WEP を参照してください。この要求によって、実行
しているインタフェースは、再開されます。この要求は、推奨されない
ことに注意してください。代わりに IEEE80211_IOC_PRIVACY と
IEEE80211_IOC_DROPUNENCRYPTED を使用します。
IEEE80211_IOC_WEPKEY
i_data によって指されたデータを使用して i_val によって示された
WEP キーを設定します。この要求は、推奨されないことに注意してくだ
さい。代わりに IEEE80211_IOC_WPAKEY を使用します。
IEEE80211_IOC_WEPTXKEY
i_val の値に転送のために使用されるデフォルトの転送キーを設定しま
す。
IEEE80211_IOC_WME
i_val の値を使用して WME/WMM サポートが有効にされるかどうかを設定
します。この要求によって、実行しているインタフェースは、リセット
されます。
IEEE80211_IOC_WME_ACKPOLICY
i_val の値を使用して i_len で指定された Access Class (AC) のため
の WME ACK Policy を設定します。
IEEE80211_IOC_WME_ACM
i_val の値を使用して i_len で指定された Access Class (AC) のため
の WME Admission Control Mechanism を設定します。
IEEE80211_IOC_WME_AIFS
i_val の値を使用して i_len で指定された Access Class (AC) のため
の WME AIFS パラメータを設定します。
IEEE80211_IOC_WME_CWMAX
i_val の値を使用して i_len で指定された Access Class (AC) のため
の WME CWmax パラメータを設定します。
IEEE80211_IOC_WME_CWMIN
i_val の値を使用して i_len で指定された Access Class (AC) のため
の WME CWmin パラメータを設定します。
IEEE80211_IOC_WME_TXOPLIMIT
i_val の値を使用して i_len で指定された Access Class (AC) のため
の WME TxOpLimit パラメータを設定します。
IEEE80211_IOC_WPA
i_val の値を使用して WPA 設定を設定します。この要求によって、実行
しているインタフェースは、リセットされます。詳細については、上記
の IEEE80211_IOC_WPA を参照してください。
IEEE80211_IOC_WPAKEY
i_data によって指されたバッファのデータを使用して、要求された暗号
化キーを設定します。詳細については、IEEE80211_IOC_WPAKEY を参照し
てください。
IEEE80211_IOC_WPS
i_val の値を使用して Wi-FI Protected Setup (WPS) が有効にされるか
どうかを設定します。
関連項目
ioctl(2), wlan(4), wlan_acl(4), wlan_xauth(4), hostapd(8), ifconfig(8),
wpa_supplicant(8)
FreeBSD 11.4 July 10, 2009 FreeBSD 11.4