FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 書式 | 解説 | 環境変数 | 関連ファイル | 関連項目 | 歴史
MSGS(1)                 FreeBSD 一般コマンドマニュアル                 MSGS(1)

名称
     msgs -- システムメッセージとジャンクメールプログラム

書式
     msgs [-fhlpq] [number] [-number]
     msgs [-s]
     msgs [-c] [-days]

解説
     msgs ユーティリティは、システムメッセージを読むために使用されます。これら
     のメッセージは、ログイン `msgs' にメールすることによって送られ、システム
     のほとんどのユーザによって 1 度読まれるように適切な短い断片の情報であるべ
     きです。

     msgs ユーティリティは、通常、それをファイル .login (または、利用者が
     sh(1) を使用しているなら、.profile) に置くことによって、利用者がログイン
     するたびに呼び出されます。次に各新しいメッセージの発信元と主題 (subject)
     で利用者にプロンプトを出します。主題 (subject) 行がないなら メッセージの
     最初のいくつかの空行でない行が表示されます。より多くのメッセージがあるな
     ら、利用者は、それがどれくらい長いかを伝えられ、メッセージの残りを見たい
     かどうかを利用者に問い合わせます。指定できる応答は、次の通りです:

     -y          メッセージの残りをタイプします。

     RETURN      y と同義語です。

     -n          このメッセージをスキップし、次のメッセージに進みます。

     -           最後のメッセージを再表示します。

     -q          msgs を終了します。次回に msgs は、最後に捨てられたメッセージ
                 を取り上げます。

     -s          現在のメッセージをカレントディレクトリのファイル ``Messages''
                 に追加します。`s-' は、以前に表示されたメッセージを保存しま
                 す。`s' または `s-' は、デフォルトの ``Messages'' を置き換え
                 るメッセージを受け取るために、空白とファイル名が続きます。

     -m          指定されたメッセージのコピーは、一時的なメールボックスに置か
                 れ、mail(1) は、そのメールボックスで呼び出されます。`m' と
                 `s' の両方は、`-' の代わりに数値引数を受け付けます。

     msgs ユーティリティは、次のメッセージの経過を追い、利用者のホームディレク
     トリのファイル .msgsrc の数によってわかります。ディレクトリ /var/msgs
     で、名前がそれらを表すメッセージの (シーケンシャルな) 数であるファイルの
     組を保持します。ファイル /var/msgs/bounds は、msgs が利用者のためのメッ
     セージがないかを迅速に決定することができるように、ディレクトリのメッセー
     ジの小さい数と大きい数を表示します。bounds の内容が不正確であるなら、それ
     を削除することによって固定することができます。msgs は、次回 -s オプション
     で実行される、新しい bounds ファイルを作成します。msgs-s 以外のなんら
     かのオプションで実行され、/var/msgs/bounds が存在しないなら、エラーが、表
     示されます。

     -s オプションは、メッセージの掲示を設定するために使用されます。行

           msgs: "| /usr/bin/msgs -s"

     は、メッセージの掲示稿を有効にするために、/etc/mail/aliases
     (newaliases(1) を参照) に含められるべきです。

     -c オプションは、/var/msgs でクリーンアップを実行するために使用されます。
     -c オプションを付けて msgs を実行するシェルスクリプトのエントリは、毎晩実
     行するために /etc/periodic/daily (periodic(8) を参照) に置かれるべきで
     す。これは、21 日を超える古いすべてのメッセージを削除します。異なる期限切
     れは、デフォルトを上書きするために、コマンド行で指定できます。利用者は、
     このオプションを使用するためにスーパユーザでなければなりません。

     メッセージを読むときのオプションは、次の通りです:

     -f          ``No new messages.'' を表示しません。これは、ここで、しばしば
                 起こるので、.login ファイルで役に立ちます。

     -q          メッセージがあるかどうか問い合わせ、あるなら、``There are new
                 messages.''  を印刷 (表示) します。コマンド ``msgs -q'' は、
                 ログインスクリプトでしばしば使用されます。

     -h          メッセージの最初の部分だけを印刷 (表示) します。

     -l          ローカルに作り出されたメッセージだけを報告します。

     num         msgs は、利用者の .msgsrc ファイルによって示された次のメッ
                 セージではなく、指定されたメッセージで始まり、コマンド行で
                 メッセージ番号を与えることができます。したがって、

                       msgs -h 1

                 は、すべてのメッセージの最初の部分を印刷 (表示) します。

     -number     .msgsrc ファイルで示されたものから後方に number メッセージを
                 始めます、最近のメッセージを見るために役に立ちます。

     -p          長いメッセージは、more(1) へのパイプを使用します。

     msgs 内で、利用者は、また、msgs が何を行うかについて入力を要求するとき、
     その番号をタイプすることによってあらゆる特有のメッセージに行くことができ
     ます。

環境変数
     msgs ユーティリティは、デフォルトのホームディレクトリと端末タイプに対して
     HOME と TERM 環境変数を使用します。

関連ファイル
     /var/msgs/*  データベース
     ~/.msgsrc    存在している次のメッセージの番号

関連項目
     mail(1), more(1), aliases(5), periodic(8)

歴史
     msgs コマンドは、3.0BSD で登場しました。

FreeBSD 11.4                    April 28, 1995                    FreeBSD 11.4

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