FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | エラー | 関連項目 | 規格 | 歴史
MAC_GET(3)             FreeBSD ライブラリ関数マニュアル             MAC_GET(3)

名称
     mac_get_file, mac_get_link, mac_get_fd, mac_get_peer, mac_get_pid,
     mac_get_proc -- ファイル、ソケット、ソケットピアまたはプロセスのラベルを
     取得する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <sys/mac.h>

     int
     mac_get_file(const char *path, mac_t label);

     int
     mac_get_link(const char *path, mac_t label);

     int
     mac_get_fd(int fd, mac_t label);

     int
     mac_get_peer(int fd, mac_t label);

     int
     mac_get_pid(pid_t pid, mac_t label);

     int
     mac_get_proc(mac_t label);

解説
     mac_get_file() システムコールは、パス名によって指定されるファイルに関連し
     ているラベルを返します。mac_get_link() 関数は、シンボリックリンクをたどら
     ないことを除いて、mac_get_file() と同じです。

     mac_get_fd() システムコールは、指定されたファイル記述子によって参照される
     オブジェクトに関連しているラベルを返します。ファイルシステムソケットの場
     合では、返されたラベルが、ソケットのためのランデブとして動作するノードの
     ディスク上のラベルと異なっている、ソケットラベルになることに注意してくだ
     さい。mac_get_peer() システムコールは、ソケットのリモート終点に関連してい
     るラベルを返します。この呼び出しの正確なセマンティクス (動作) は、プロト
     コルドメイン、通信タイプ、および終点によって決まります。通常、このラベル
     は、接続指向のプロトコルインスタンスが最初にセットアップされて、データグ
     ラムプロトコルで未定義であるときに、キャッシュされます。

     mac_get_pid() と mac_get_proc() システムコールは、任意のプロセス ID、また
     は現在のプロセスに関連しているプロセスラベルを返します。

     これらの呼び出しで使用されるラベル記憶域は最初に割り付けられ、
     mac_prepare(3) 関数を使用する準備をしなければなりません。アプリケーション
     がラベルを使用し終わっているとき、メモリは mac_free(3) を使用して返されま
     す。

エラー
     [EACCES]           path の構成要素が検索可能でないか、またはファイルへの
                        MAC 読み込みアクセスが拒否されました。

     [EINVAL]           要求されたラベル操作は、fd によって参照されるオブジェ
                        クトには有効ではありません。

     [ENAMETOOLONG]     path によって指されたパス名が PATH_MAX を超えるか、ま
                        たはパス名の構成要素が NAME_MAX を超えています。

     [ENOENT]           path の構成要素が存在していません。

     [ENOMEM]           新しい MAC ラベル構造体を割り付けるために利用可能なメ
                        モリが不十分です。

     [ENOTDIR]          path の構成要素がディレクトリではありません。

関連項目
     mac(3), mac_free(3), mac_prepare(3), mac_set(3), mac_text(3), posix1e(3),
     mac(4), mac(9)

規格
     POSIX.1e は、IEEE POSIX.1e ドラフト (草稿) 17 に説明されています。ドラフ
     トの議論は、クロスプラットフォーム POSIX.1e 実装メーリングリストで続けて
     います。このリストに参加するための詳しい情報に関しては、FreeBSD POSIX.1e
     実装ページを参照してください。

歴史
     Mandatory Access Control (強制的アクセス制御) のサポートは、TrustedBSD プ
     ロジェクトの一環として FreeBSD 5.0 で導入されました。

FreeBSD 11.4                   December 21, 2001                  FreeBSD 11.4

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