FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | 関連項目 | 規格 | バグ
GETC(3)                FreeBSD ライブラリ関数マニュアル                GETC(3)

名称
     fgetc, getc, getc_unlocked, getchar, getchar_unlocked, getw -- 入力スト
     リームから次の文字または単語を取得する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <stdio.h>

     int
     fgetc(FILE *stream);

     int
     getc(FILE *stream);

     int
     getc_unlocked(FILE *stream);

     int
     getchar(void);

     int
     getchar_unlocked(void);

     int
     getw(FILE *stream);

解説
     fgetc() 関数は、stream によって指されたストリームから (存在するなら) 次の
     入力文字を取得するか、または ungetc(3) によってストリームに押し戻された次
     の文字を取得します。

     getc() 関数は、fgetc() と本質的に同じように動作しますが、インラインで展開
     されるマクロです。

     getchar() 関数は、getc(stdin) と同等です。

     getw() 関数は、stream によって指されたストリームから (存在するなら) 次の
     int を取得します。

     getc_unlocked() と getchar_unlocked() 関数は、呼び出し側が、それらを呼び
     出す前に flockfile(3) でストリームをロックすることに責任があることを除い
     て、それぞれ getc() と getchar() と同様です。これらの関数は、文字ごとのス
     トリームをロックするオーバヘッドを避けて、同じストリームから読み込んでい
     る複数のスレッドの間で分散される入力を避けるために使用されます。

戻り値
     成功するなら、これらのルーチンは、stream から、次に要求されたオブジェクト
     を返します。文字の値は、int に変換された unsigned char として返されます。
     ストリームがファイルの終りとなるか、または、読み込みエラーが起こるなら、
     ルーチンは、EOF を返します。ルーチン feof(3)ferror(3) は、ファイルの
     終りとエラーを区別するために使用されなければなりません。エラーが起こるな
     ら、グローバル変数 errno は、エラーを示す値に設定されます。ファイルの終り
     の状態は、端末でさえ、記憶され、すべてのその後の読み込む試みは、条件が
     clearerr(3) でクリアされるまで、EOF を返します。

関連項目
     ferror(3), flockfile(3), fopen(3), fread(3), getwc(3), putc(3), ungetc(3)

規格
     fgetc(), getc() と getchar() 関数は、ISO/IEC 9899:1990 (``ISO C90'') に適
     合しています。getc_unlocked() と getchar_unlocked() 関数は、IEEE Std
     1003.1-2001 (``POSIX.1'') に適合しています。

バグ
     EOF は、有効な整数値なので feof(3)ferror(3) は、getw() を呼び出した後
     に、失敗をチェックするに使用されなければなりません。int のサイズとバイト
     順は、マシンによって変わり、getw() は、移植可能なアプリケーションのために
     は推奨されません。

FreeBSD 11.4                   January 10, 2003                   FreeBSD 11.4

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