FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 書式 | 解説 | 入力ファイル | 終了ステータス | 関連項目 | 規格 | 作者 | バグ
GENCAT(1)               FreeBSD 一般コマンドマニュアル               GENCAT(1)

名称
     gencat -- NLS カタログコンパイラ

書式
     gencat output-file input-files...

解説
     gencat ユーティリティは、テキストの NLS 入力ファイル input-files... を書
     式化されたメッセージカタログファイル output-file にマージします。ファイル
     output-file は、まだ存在しないなら、作成されます。output-file が存在する
     なら、そのメッセージは、新しい output-file に含められます。セット番号と
     メッセージ番号が衝突するなら、input-files... で定義された新しいメッセージ
     テキストは、現在 output-file に含まれている古いメッセージテキストを置き換
     えます。

入力ファイル
     メッセージテキストのソースファイルの形式は、以下に定義されます。メッセー
     ジテキストのソース行のフィールドは、単一の空白文字によって区切られること
     に注意してください: あらゆる他の空白文字は、フィールドの内容の一部である
     と見なされます。

     $set n comment
          この行は、次の $set set またはファイルの終り (エンドオブファイル) が
          現れるまで、続くメッセージのセット識別子を指定します。引数 n は、範
          囲 [1, (NL_SETMAX)] の数値として定義されるセット識別子です。セット識
          別子は、単一のソースファイル内で昇順に現れなければなりませんが、連続
          している必要はありません。セット識別子に続く空白に続いているあらゆる
          文字列は、コメントとして扱われます。$set ディレクティブが、与えられ
          たソースファイルに指定されていないなら、すべてのメッセージは、デフォ
          ルトのメッセージのセット NL_SETD に置かれます。

     $del n comment
          この行は、メッセージカタログからセット n からのメッセージを削除しま
          す。n は、セット番号を指定します。セット番号に続き空白に続いているあ
          らゆる文字列は、コメントとして扱われます。

     $ comment
          空白が続いている $ で始まる行は、コメントとして扱われます。

     m message-text
          メッセージ行は、範囲 [1, (NL_MSGMAX)] のメッセージ識別子 m から成ま
          す。message-text は、最後の $set ディレクティブによって指定された
          セット識別子とメッセージ識別子 m にあるメッセージカタログに格納され
          ます。message-text が空で、メッセージ識別子に続いている空白文字があ
          るなら、空の文字列は、メッセージカタログに格納されます。message-text
          が空で、メッセージ識別子に続く空白文字がないなら、指定されたメッセー
          ジ識別子がある現在のセットの既存のメッセージは、カタログから削除され
          ます。メッセージ識別子は、単一のセット内で昇順でなければなりません
          が、連蔵している必要はありません。message-text の長さは、範囲 [0,
          (NL_TEXTMAX)] でなければなりません。

     $quote c
          この行は、後続する空白または空のメッセージがメッセージソースファイル
          で見ることができるように、message-text を取り囲むために使用すること
          ができるオプションの引用文字 c を指定します。デフォルトで、または空
          の $quote ディレクティブが指定されるなら、message-text の引用は、認
          識されません。

     メッセージソースファイルの空の行は、無視されます。上で説明されているもの
     以外のあらゆる文字で始まる行の効果は、未定義です。

     テキスト文字列は、次の特殊文字とエスケープシーケンスを含むことができま
     す。さらに、引用文字が定義されているなら、同様に、リテラルの引用文字を埋
     め込むためにエスケープされます。

           \n    ラインフィード
           \t    水平タブ
           \v    垂直タブ
           \b    バックスペース
           \r    キャリッジリターン
           \f    フォームフィード
           \\    バックスラッシュ
           \ooo  範囲 [000, 377] の 8 進数

     ファイルの行の終わりの直前のバックスラッシュ文字は、次の行に行を続けるた
     めに使用されます、例えば:

           1 This line is continued \
           on this line.

     バックスラッシュに続く文字が、指定されたものの 1 つではないなら、バックス
     ラッシュは、無視されます。

終了ステータス
     ユーティリティ gencat は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了
     します。

関連項目
     catclose(3), catgets(3), catopen(3)

規格
     gencat ユーティリティは、X/Open Portability Guide Issue 4 (``XPG4'') 規格
     に準拠しています。

作者
     このマニュアルページは、最初に Ken Stailey によって書かれ、後に Terry
     Lambert によって改訂されました。

バグ
     空白の入力ファイルから作成されたメッセージカタログファイルは、修正するこ
     とができません。それは、削除されて、再作成されなければなりません。

FreeBSD 11.4                     June 11, 1997                    FreeBSD 11.4

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