FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | 書式 | 解説 | 戻り値 | 関連項目
FETCH(9)               FreeBSD カーネル開発者マニュアル               FETCH(9)

名称
     fetch, fubyte, fuswintr, fuword, fuword16, fuword32, fuword64, fueword,
     fueword32, fueword64 -- ユーザ空間からのデータを取って来る

書式
     #include <sys/types.h>
     #include <sys/systm.h>

     int
     fubyte(volatile const void *base);

     long
     fuword(volatile const void *base);

     int
     fuword16(volatile const void *base);

     int32_t
     fuword32(volatile const void *base);

     int64_t
     fuword64(volatile const void *base);

     int
     fueword(volatile const void *base, long *val);

     int
     fueword32(volatile const void *base, int32_t *val);

     int
     fueword64(volatile const void *base, int64_t *val);

     #include <sys/resourcevar.h>

     int
     fuswintr(void *base);

解説
     fetch 関数群は、現在のプロセスのユーザ空間から少量のデータをコピーするよ
     うに設計されています。読み込みが成功するなら、それは、不可分に実行されま
     す。データの読み込みは、自然に整列されなければなりません。

     fetch ルーチン群は、次の機能を提供します:

     fubyte()     ユーザ空間のアドレス base から 1 バイトのデータを取って来ま
                  す。バイトの読み込みは、結果の変数に 0 拡張されます。

     fuword()     ユーザ空間のアドレス base から 1 ワード (long) のデータを
                  取って来ます。

     fuword16()   ユーザ空間のアドレス base から 16 ビットのデータを取って来ま
                  す。ハーフワードの読み込みは、結果の変数に 0 拡張されます。

     fuword32()   ユーザ空間のアドレス base から 32 ビットのデータを取って来ま
                  す。

     fuword64()   ユーザ空間のアドレス base から 64 ビットのデータを取って来ま
                  す。

     fuswintr()   ユーザ空間のアドレス base から 1 つのショートワード (short
                  word) のデータを取って来ます。この関数は、割り込みコンテキス
                  ト中に呼び出しても安全です。

     fueword()    ユーザ空間のアドレス base からデータ (long) の単語を取って来
                  て、val によって指された変数に結果を格納します。

     fueword32()  ユーザ空間のアドレス base から 32 ビットのデータを取って来
                  て、val によって指された変数に結果を格納します。

     fueword64()  ユーザ空間のアドレス base から 64 ビットのデータを取って来
                  て、val によって指された変数に結果を格納します。

     The callers of fuword(), fuword32() と fuword64() 関数の呼び出し側は、
     ユーザ空間からの -1 の読み込みと関数の失敗を識別することができません。

戻り値
     fubyte(), fuword(), fuword16(), fuword32(), fuword64() と fuswintr() 関数
     は、取って来たデータを返し、失敗すれば、-1 を返します。fueword(),
     fueword32() と fueword64() 関数は、成功すれば、0 を返し、失敗すれば、-1
     を返します。

関連項目
     copy(9), store(9)

FreeBSD 11.4                   January 23, 2020                   FreeBSD 11.4

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