FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | 書式 | 解説 | 関連項目
EUC(5)              FreeBSD ファイルフォーマットマニュアル              EUC(5)

名称
     euc -- ワイドキャラクタの EUC エンコーディング

書式
     ENCODING "EUC"

     VARIABLE len1 mask1 len2 mask2 len3 mask3 len4 mask4 mask

解説
     EUC は 4 種類のマルチバイトコードセットで構成されています。コードセット 0
     は、1 個のマルチバイト文字が 0x00 から 0x7f の範囲の 1 バイトで始まる
     len1 バイトで構成されます。ASCII 文字集合を扱えるよう、len1 は常に 1 に設
     定されています。コードセット 1 のマルチバイト文字は 0x8e と 0x8f を除く
     0x80 から 0xff の範囲のバイトで始まる len2 バイトで構成されます。コード
     セット 2 のマルチバイト文字は 0x8e バイトで始まる len3 バイトで構成されま
     す。コードセット 3 のマルチバイト文字は 0x8f バイトで始まる len4 バイトで
     構成されます。

     EUC マルチバイト文字の wchar_t エンコーディングは、lenmask 引数に依存
     します。先ず、以下のように wchar_t にバイトが移動されます:

     byte0 << ((lenN-1) * 8) | byte1 << ((lenN-2) * 8) | ... | bytelenN-1

     その結果はそれから ~mask と AND をとられ、maskN と OR をとられます。コー
     ドセット 2 と 3 は特殊で、前のバイト (0x8e または 0x8f) が最初に取り除か
     れ lenN 引数が 1 減少させられます。

     例えば、ja_JP.eucJP ロケールは以下の VARIABLE 行を持っています:

     VARIABLE        1 0x0000 2 0x8080 2 0x0080 3 0x8000 0x8080

     コードセット 1 は 0x0000 - 0x007f の値で構成されます。

     コードセット 2 は 0x8080 のビットが 1 である値で構成されます。

     コードセット 3 は 0x0080 - 0x00ff の値で構成されます。

     コードセット 4 は 0x0080 のビットが 1 である値を除外した 0x8000 - 0xff7f
     の値で構成されます。

     グローバルな mask は 0x8080 にセットされ、これはこれら 2 ビットからその
     コードセットが決定されることを意味していることに、注意してください。

関連項目
     localedef(1), setlocale(3)

FreeBSD 11.4                   September 9, 2019                  FreeBSD 11.4

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