日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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DAEMON(3) FreeBSD ライブラリ関数マニュアル DAEMON(3) 名称 daemon -- バックグラウンドで実行する ライブラリ 標準 C ライブラリ (libc, -lc) 書式 #include <stdlib.h> int daemon(int nochdir, int noclose); 解説 daemon() 関数は、制御端末からそれら自体を切り離し、システムデーモンとして バックグラウンドで実行することを望むプログラムのためのものです。 引数 nochdir 引数が 0 であるなら、daemon() は、現在の作業ディレクトリを ルート (/) に変更します。 引数 noclose 引数が 0 であるなら、daemon() は、標準入力、標準出力と標準エ ラーを /dev/null にリダイレクト (出力先を変更) します。 戻り値 関数 daemon() は、処理が成功すると値 0 を返します。そうでない場合、値 -1 が返され、グローバル変数 errno にエラーを示す値が設定されます。 エラー daemon() 関数は、失敗すると、ライブラリ関数 fork(2) と setsid(2) で明記さ れたエラーのいずれかが errno に設定されます。 関連項目 fork(2), setsid(2), sigaction(2) 歴史 daemon() 関数は、4.4BSD ではじめて登場しました。 警告 noclose 引数が 0 であるなら、daemon() は、最初の 3 つのファイル記述子をク ローズし、/dev/null にそれらをリダイレクト (出力先を変更) します。通常、 これらは、標準入力、標準出力と標準エラーに対応しています。しかしながら、 それらのファイル記述子のいずれかが他の何かを参照するなら、それらは、ク ローズされたままとなり、呼び出しているプログラムの不正確な振る舞いの結果 となります。プログラムが実行される前に、標準入力、標準出力、または標準エ ラーのいずれかがクローズされているなら、これが起こるかもしれません。その ために、daemon() を使用するプログラムは、あらゆるファイルまたはソケットを オープンする前に、daemon() を呼び出すべきか、またはあらゆるファイル記述子 に 2 より大きな値があることを確かめるべきです。 親セッショングループリーダの fork(2) と、次の _exit(2) への呼び出しで、時 期を早めて子プロセスを終了することを防ぐために setsid(2) を呼び出している 間に、daemon() 関数は、SIGHUP を一時的に無視します。 FreeBSD 11.4 June 9, 1993 FreeBSD 11.4