FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 解説 | 関連項目 | 歴史
CRASH(8)               FreeBSD システム管理者マニュアル               CRASH(8)

名称
     crash -- FreeBSD システム障害

解説
     このセクションは、システムクラッシュ、と (とても簡単に) どのようにクラッ
     シュダンプを解析するかに関して少し説明しています。

     システムが、自発的にクラッシュするとき、次の形式のメッセージをコンソール
     に印刷 (表示) し、

           panic: why i gave up the ghost

     ダンプが有効にされていたなら (dumpon(8) を参照)、大容量記憶周辺機器でダン
     プを行い、次に reboot(8) に説明されているように自動的に再ブート手続を呼び
     出します。ハードウェアまたはソフトウェアの障害のためにファイルシステムの
     状態で、いくらかの予期しない不一致に遭遇しないなら、システムは、マルチ
     ユーザ操作を再開します。

     システムには、多くの内部の一貫性のチェックがあります。これらの 1 つが失敗
     するなら、どれが失敗したかを示して、たいへん短いメッセージをつけてパニッ
     クします。多くの場合に、これは、エラーを検出したルーチンの名前、または一
     貫性のエラーの 2 つの単語の説明です。ほとんどのパニックメッセージの完全な
     理解には、システムのためのソースコードの熟読を必要とします。

     システム障害のほとんどの共通した原因は、それ自体を異なった方法で反映する
     ことができる、ハードウェア障害です。ここに、原因となるいくつかのヒントで
     ありそうなメッセージを示します。ハードウェアまたはソフトウェアのエラーが
     いくつかの予期しない方法でメッセージを生成する可能性は、いかなる場合でも
     規定されていないままです。

     cannot mount root  このパニックメッセージは、ブートストラッププロセスの間
     にルートファイルシステムをマウントする失敗からの結果として生じます。ルー
     トファイルシステムが破損しているか、または、システムが、ルートファイルシ
     ステムとして間違ったデバイスを使用することを試みかのいずれかです。通常、
     調査するシステムを立ち上げるためにシステムバイナリの代替のコピーまたは代
     替のルートファイルシステムを使用することができます。ほとんどの場合、これ
     は、システムをインストールするために使用するブートフロッピの使用によって
     行われ、次に ``fixit'' フロッピを使用します。

     init: not found  これは、リブートがおそらく役に立たないものとしてパニック
     メッセージではありません。ブートストラップ手続きの終りで、システムは、位
     置付け、初期化プロセス init(8) を実行することができませんでした。ルート
     ファイルシステムは、不正確か、破損したか、または /sbin/init のモードまた
     はタイプは、実行を禁じているか、またはすっかり失われています。

     ffs_realloccg: bad optim
     ffs_valloc: dup alloc
     ffs_alloccgblk: cyl groups corrupted
     ffs_alloccg: map corrupted
     blkfree: freeing free block
     blkfree: freeing free frag
     ifree: freeing free inode  これらのパニックメッセージは、ファイルシステム
     の矛盾が検出されたとき、生成されるものです。問題は、一般的に、クラッ
     シュ、ハードウェアの障害または通常起こるはずがない他の条件の後に破損した
     ファイルシステムの修理の失敗の結果として生じます。ファイルシステムの
     チェックは、通常、問題を修正します。

     timeout table full  これは、実際パニックであるはずがありませんが、関係す
     るデータ構造が拡張可能となるまで、エントリが使い果たされることは、クラッ
     シュを起こします。これが起こるなら、タイムアウトテーブルをより大きくしま
     す。

     init died (signal #, exit #)  システムの初期化プロセスが、指定されたシグ
     ナル番号と終了コードで終了しました。次に、新しいユーザが、ログインするこ
     とができないので、これは、悪い知らせです。リブートは、唯一の修正されるの
     で、システムは、すぐにそれを行います。

     それは、利用者が目にしそうなパニックのタイプのリストを完成させます。

     システムがクラッシュダンプ (dumpon(8) を参照) を取るように設定されていた
     なら、それがクラッシュするとき、メモリのイメージをダンプデバイスの通常、
     主要なスワップ領域と同じ、バックエンド (後部) に書き込み (または、少なく
     とも書き込むことを試み) ます。システムがリブートされた後に、プログラム
     savecore(8) は、実行し、このコアイメージのコピーと現在のシステムを後の方
     の熟読のための指定されたディレクトリに保存します。詳細については、
     savecore(8) を参照してください。

     ダンプを解析するために、利用者は、システムロードイメージとコアダンプで
     kgdb(1) を実行することによって始めるべきです。コアイメージがパニックの結
     果であるなら、パニックメッセージが印刷 (表示) されます。詳細については、
     FreeBSD Developers' Handbook
     (http://www.freebsd.org/doc/en/books/developers-handbook/) のカーネルデ
     バッグの章を参照してください。

関連項目
     kgdb(1), dumpon(8), reboot(8), savecore(8)

歴史
     crash マニュアルページは、FreeBSD 2.2 ではじめて登場しました。

FreeBSD 11.4                     July 23, 2011                    FreeBSD 11.4

Table of Contents

FreeBSD マニュアル検索