FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | 関連項目 | 歴史 | 作者
AU_NOTIFY(3)           FreeBSD ライブラリ関数マニュアル           AU_NOTIFY(3)

名称
     au_get_state, au_notify_initialize, au_notify_terminate -- 監査イベント通
     知

ライブラリ
     基本的なセキュリティモジュールユーザライブラリ (libbsm, -lbsm)

書式
     #include <bsm/libbsm.h>

     int
     au_get_state(void);

     uint32_t
     au_notify_initialize(void);

     int
     au_notify_terminate(void);

解説
     au_notify 監査通知 API は、カーネル監査状態をチェックするためにしばしば起
     こるシステムコールを避けて、効率的な更新を許している形式で監査状態をト
     レースします。それは、Darwin/Mac OS X だけのために実装されています。

     au_get_state() 関数は、監査が有効であるかどうかをチェックするための軽量
     (lightweight) な方法を提供しています。クライアントが、-- トークンのセット
     を構築している呼び出し側の共通の場合に、全体の監査呼び出しの一連が行われ
     るべきであるかどうかを決定するためにこの関数を使用したいなら、そして、そ
     れらに書き込んで -- それは、ローカル変数の監査状態をキャッシュするべきで
     す。この関数は、常に監査の現在の状態を返します。監査通知が
     au_notify_initialize() を呼び出すことによってまだ初期設定されていなかった
     なら、それは、この関数の最初の呼び出しで自動的に初期化されます。

     au_notify_initialize() 関数は、監査通知を初期化します。

     au_notify_terminate() 関数は、監査通知をキャンセルし、それに関連したリ
     ソースを解放します。もはや au_get_state() を使用する必要がない信頼できる
     コードは、この関数を呼び出すべきです。

戻り値
     エラーが起こらなかった場合、au_get_state() 関数は、監査が無効にされるか、
     またはサスペンドされるなら、AUC_NOAUDIT を返し、監査が有効にされ、アク
     ティブであるなら、AUC_AUDITING を返します。そうでなければ、関数は、
     setaudit(2) のために定義された errno 値のうちのいずれかを返すことができる
     か、または監査がシステムによってサポートされると思われないなら、AU_UNIMPL
     を返すことができます。

     au_notify_initialize() 関数は、成功すれば、0 を返し、監査がシステムによっ
     てサポートされると思われないなら、AU_UNIMPL を返すか、またはエラーを示す
     ために Mac OS X で <notify.h> で定義された状態コードの 1 つを返します。

     au_notify_terminate() 関数は、成功すれば、0 を返し、失敗すれば、-1 を返し
     ます。

関連項目
     libbsm(3), notify(3) (Mac OS X)

歴史
     OpenBSM 実装は、2004 年に Apple Computer, Inc. の契約の下で、McAfee
     Research、McAfee Inc. のセキュリティ部門によって作成されました。それは、
     その後、OpenBSM 配布のための基金として TrustedBSD プロジェクトによって採
     用されました。

作者
     このソフトウェアは、Apple Computer, Inc によって作成されました。

     監査レコードと監査イベントストリーム形式への基本的セキュリティモジュール
     (Basic Security Module; BSM) インタフェースは、Sun Microsystems によって
     定義されました。

FreeBSD 11.4                     July 29, 2015                    FreeBSD 11.4

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