日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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ALC(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル ALC(4) 名称 alc -- Atheros AR813x/AR815x/AR816x/AR817x ギガビット/ファーストイーサ ネットドライバ 書式 このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル 設定ファイルに置きます: device miibus device alc もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするため には、次の行を loader.conf(5) に置きます: if_alc_load="YES" 解説 alc デバイスドライバは、Atheros AR813x, AR815x, AR816x と AR817x PCI Express ギガビット/ファーストイーサネットコントローラのサポートを行いま す。 alc ドライバによってサポートされたすべての LOM には、64 ビットのマルチ キャストハッシュフィルタと同様に転送のための TCP/UDP/IP チェックサムオフ ロード、TCP 分割オフロード (TSO)、ハードウェア VLAN タグストリップ/挿入機 能、Wake On Lan (WOL) と割り込みモデレーションメカニズムがあります。 AR813x、AR815x、AR816x と AR817x は、インタフェース MTU 設定を通して設定 することができる、Jumbo Frame (それぞれ、最大 9216、6144、9216 と 9216 バ イト) をサポートします。ifconfig(8) ユーティリティで 1500 バイト以上の MTU を選択すると、Jumbo Frame を受信して転送するアダプタを設定します。 alc ドライバは、次のメディアタイプをサポートします: autoselect メディアタイプとオプションの自動選択を有効にします。ユーザ は、rc.conf(5) にメディアオプションを加えることによって、手 動で自動選択モードを無効にできます。 10baseT/UTP 10Mbps オペレーションを設定します。 100baseTX 100Mbps (ファーストイーサネット) オペレーションを設定しま す。 1000baseTX ツイストペア上の 1000baseTX オペレーションを設定します。 alc ドライバは、次のメディアオプションをサポートします: full-duplex 全二重オペレーションを強制的に設定します。 half-duplex 半二重オペレーションを強制的に設定します。 このデバイスの設定についてのより詳しい情報については、ifconfig(8) を参照 してください。 ハードウェア alc デバイスドライバは、次のイーサネットコントローラのサポートを行います: • Atheros AR8131 PCI Express ギガビットイーサネットコントローラ • Atheros AR8132 PCI Express ファーストイーサネットコントローラ • Atheros AR8151 v1.0 PCI Express ギガビットイーサネットコントローラ • Atheros AR8151 v2.0 PCI Express ギガビットイーサネットコントローラ • Atheros AR8152 v1.1 PCI Express ファーストイーサネットコントローラ • Atheros AR8152 v2.0 PCI Express ファーストイーサネットコントローラ • Atheros AR8161 PCI Express ギガビットイーサネットコントローラ • Atheros AR8162 PCI Express ファーストイーサネットコントローラ • Atheros AR8171 PCI Express ギガビットイーサネットコントローラ • Atheros AR8172 PCI Express ファーストイーサネットコントローラ • Killer E2200 ギガビットイーサネットコントローラ • Killer E2400 ギガビットイーサネットコントローラ • Killer E2500 ギガビットイーサネットコントローラ ローダ調整変数 カーネルをブートする前の loader(8) プロンプトで、または loader.conf(5) に 格納して、次の調整変数を設定することができます。 hw.alc.msi_disable この調整変数は、イーサネットハードウェア上の MSI のサポートを無効 にします。デフォルト値は、0 です。 hw.alc.msix_disable この調整変数は、イーサネットハードウェア上の MSI-X のサポートを無 効にします。デフォルト値は、0 です。 SYSCTL 変数 次の変数は、sysctl(8) 変数と loader(8) 調整変数の両方で利用可能です: dev.alc.%d.int_rx_mod 1us の単位で受信する割り込み処理を延着する最大の量。受け付けられ る範囲は、0 から 130000 で、デフォルトは、100 (100us) です。値 0 は、割り込みモデレーションを完全に無効にします。 dev.alc.%d.int_tx_mod 1us の単位で送信する割り込み処理を延着する最大の量。受け付けられ る範囲は、0 から 130000 で、デフォルトは、1000 (1ms) です。値 0 は、割り込みモデレーションを完全に無効にします。 dev.alc.%d.process_limit タスクキューの再スケジュールの前に、イベントループで処理される Rx イベントの最大値。受け付けられる範囲は、32 から 255 で、デフォル トは、64 イベントです。変更の効果が効く前に、インタフェースを落し て、再び上げる必要はありません。 関連項目 altq(4), arp(4), miibus(4), netintro(4), ng_ether(4), vlan(4), ifconfig(8) 歴史 alc ドライバは、Pyun YongHyeon <yongari@FreeBSD.org> によって書かれまし た。それは、FreeBSD 8.0 ではじめて登場しました。 FreeBSD 11.4 August 22, 2016 FreeBSD 11.4